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黒竜江省:牡丹江市の法輪功修煉者、苦しみを嘗め尽くした末に死亡

(明慧日本)黒竜江省の牡丹江市の法輪功修煉者・康運誠さんは、法輪功を学び続けているという理由で、何度も連行されて不当判決を下され、ひどい迫害を受けた。2007年、牡丹江刑務所で迫害さて危篤に陥ったため一時出所したが、2010年11月16日に亡くなった。享年56歳。
 
  1999年7.20の朝、康さん、孫麗珠さんほか牡丹江市・区の30数人の法輪功修煉者が相次いで連行されたが、大部分の修煉者は当日の午前中に釈放された。しかし、于宗海さんほか5人の法輪功修煉者は、昼夜を問わず監視され続けた。
 
  康さんは牡丹江市の不動産会社に勤務し、苦労をいとわない真面目な勤務態度で、副職務を任せられ、すばらしい成績を収めた。
 
  2003年10月末、康さんは再び牡丹江市「610弁公室」に連行された。康さんは評判がよいため、勤務先の主要な責任者が自ら保証人となったが、警官は全く無視した。康さんは不当判決を下され、牡丹江刑務所の5監区に拘禁された。
 
  2004年、康運誠さん、呉躍栄さん、張涛さん、劉軍さん、王新軍さん、金肩鋒さん、孫登超さん、呂振江さん、侯閏忠さん、姚国才さん、高雲祥さん、厖士興さん、張徳文さん、劉得淵さんなど10数人の法輪功修煉者は、牡丹江市刑務所に拘禁されて残酷な迫害に遭った。警官は、修煉者の信念を放棄させるため、集訓隊に監禁し、「保証書を書かないなら、ずっと集訓隊に閉じ込めるぞ」と恐喝した。
 
  法輪功修煉者は集訓隊で非人間的な苦しみを嘗めた。数人が1つのベッドで寝る、洗顔は許さない、トイレも水を飲むことも制限される、すべての法輪功修煉者の言動を監視し殴る、夜遅くまで残業させ、12時までノルマを達成しないと殴るなど。警官は板で修煉者を叩くため、板がよく折れていた。法輪功修煉者は満足に食べられず空腹なのに対し、他の受刑者は食べきれずに捨ててしまうほどだ。
 
  2004年8月、強制転向を始めた警官は、順番で休みなく法輪功修煉者と話すように受刑者に命じ、連続6日間眠ることを許さなかった。それに対し、法輪功修煉者は断食して抗議した。警官は断食することを暴力で阻止し、すべての部屋から「法輪大法は素晴らしい」の叫び声が響いた。すると、警官は受刑者に、修煉者の口を塞ぐように命じた。一部の修煉者は牢屋に閉じ込められ、一部の修煉者は精神的迫害に遭った。同時に、親族との面会も許さず、電話することも禁じた。法輪功修煉者に対して最も深刻な迫害を加えたのは、大隊長・丁学忠、教導員・庄秋欣、および司海涛、姜軍、于課長、張大志らである。
 
  2006年1月18日、康さんは牢獄に監禁され、深刻な高血圧の病状が現れたため、刑務所の病院に入院した。家族は一時出所を求めたが拒否された。
 
  2007年1月13日、康さんは危篤に陥り、地方の病院に移されて2度手術を受けた。2度目の手術のとき、医者に「手術台を降りられないかもしれない」と告知された。4月頃やっと一時出所の許可が出された。
 
 2010年11月16日、康さんは無念な思いを晴らせないまま亡くなった。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年12月11日

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