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重慶市の法輪功修煉者、放浪生活を余儀なくされる

(明慧日本)重慶市江北区に在住の法輪功修煉者・高揚さん(27)は、法輪功の修煉を放棄しないという理由で迫害された。さらなる迫害を避けるため1年前に故郷を離れて、放浪生活を余儀なくされている。高揚さんの母親も法輪功を修煉しているとして、重慶市女子監獄に拘禁されており、父親は一人で孤独に暮らしている。
 
 2009年9月17日、重慶市江北区の警官は、高さんの自宅に侵入して、高さんの母親・楊松リさんの身柄を拘束しようとした。高さんは母親が連行されないように保護したが、警官にひどく殴られた。結局2人は警官に強制連行された。当日の夜、傷だらけの高さんは父親と一緒に家に帰れたが、母親・楊さんは地元の洗脳班に移され、その後、不当に2年の労働教養処分を言い渡された。
 
 2009年10月27日、警官は高さんを連行して、公安局に拘禁した。警官は高さんから他の法輪功修煉者の状況を探ろうとしたが、高さんは何も言わなかった。そして、警官は高さんをソファに縛ったまま、食事に行った。夜9時頃、高さんは手錠を外して公安局から逃げ、放浪生活を始めた。
 
 2010年10月下旬、江北区公安局の警官は、高さんの父親に嫌がらせをし、さらに「公安局に犯行を登録する」と言った。
 
 その後、高さんの父親は警官に追跡されたり、監視されたりして、安定した生活ができなかった。高さんの友達や、近隣も警官から嫌がらせを受けた。
 
 高さんは1年間の放浪生活を余儀なくされたが、高さんに対する警官による迫害は一日も止むことはなかった。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年01月22日

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