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遼寧省:馬三家労働教養所で法輪功修煉者が迫害され心神喪失(写真)

(明慧日本)遼寧省阜新(ふしん)市に在住する法輪功修煉者・逯桂芹さんは2010年12月28日、瀋陽市馬三家労働教養所に監禁されてから、わずか3カ月ほどで心神喪失状態に陥るまで迫害された。
 
 連行当日、逯(りょく)さんは、阜新市経済開発区で法輪功が中共(中国共産党)による迫害を受けている事実を人々に伝え、ある男性に法輪功の内容を印刷したカレンダーを渡した。しかし、この男性に誣告され、現場に駆けつけた警官に沙海公安派出所まで強制連行された。その後、数人の警官によって正当な理由もなく家宅捜索され、MP3、法輪功の関連書籍を没収されたうえ、何の罪もないまま新地留置場へ移送された。10日間の不当拘留の後、逯さんは瀋陽市馬三家労働教養所へ連行された。
 
 逯さんは採血やレントゲン、血圧検査を行った病院側に入所を拒否されたが、警官は施設側と結託し、繰り返し病院側に逯さんの血圧を測らせた。結局、健康診断で基準に達しなかったものの、馬三家労働教養所に監禁された。
 
 施設にたどり着いた逯さんの家族は、無理やり監禁された逯さんの体を懸念して面会を要求したが、「当人は転向せず、法輪功を罵らず、法輪功創始者を罵らない」という理由で、施設の三大隊のリーダー・張環に要求を無視され、追い払われた。それでも、家族はあきらめずに強く求めた結果、やっと逯さんと会うことができた。しかし、面会場所ですでに意識がもうろうとして倒れそうになった逯さんの様子を目にした。それ以降、家族は治療のために逯さんの釈放を要求し続けたが、施設側は依然として釈放せず、金銭交換などの条件で賄賂を企てていた。
 
 1999年7.20以降、法輪功が弾圧されて以来、逯さんは中共当局により一連のひどい迫害を加えられ、6度も強制連行され、数万元もゆすり取られた。11年来、逯さんの家族は逯さんを救出するために、数回にわたって当局に繰り返し金銭をゆすり取られたことで、生計に影響を及ぼし、苦しい生活を強いられてきた。
 
 施設側は、心神喪失状態に陥った逯さんに治療をさせなかった。それだけではなく、依然として逯さんの家族から金銭をゆすり取ろうとした。2011年3月17日、精神的にますますおかしくなる危険があると見なされ、3000元を条件に逯さんは一命をとりとめ、家族が連れ帰ることができた。
 
 現在、逯さんは記憶喪失となり、自分の身に起きた迫害状況さえ分からないほどである。
 
阜新市経済開発区の海派出所

阜新市経済開発区公安支局

遼寧省の馬三家労働少年院

遼寧省の労働教養所

法輪功修煉者を連行するためのバス

3大隊のリーダー・張君

3大隊のリーダー・張環

張磊

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月11日

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