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年配の大法弟子が交通事故に遭ってから


文/中国の大法弟子

(明慧日本)70歳近い大法弟子の梅さんは、2011年の年明け、凍結して滑りやすくなっていた道路を、ゆっくりと自転車を走らせながら街へ出かけました。すると突然、乗用車が歩道まで突っ込んで来て、梅さんの自転車に衝突しました。梅さんは何が起きたのか分からないまま、数メートルも跳ね飛ばされて、地面を何回も転がりました。しばらくして、梅さんはやっと自分が車に跳ねられたことに気がつきました。
 
 運転手はとても驚いた表情で車から降り、地面に座っている梅さんに近づいてきました。梅さんは「あなたはどこの人ですか?」と尋ねました。運転手は、ゆすられるのを恐れて、言葉を濁し、自分はアルバイトの者だと答えました。梅さんは穏やかな表情で「あなたは私をだましてはいけませんよ。あなたのその服装から、アルバイトの人だとは思えません。あなたをゆすらないから、心配しないでくださいね。今日、あなたが私とぶつかったのは、あなたにとってとても幸運なことですよ。私は法輪功の修煉者で、私の先生はよい人になるよう、いつでも、まず他の人のことを考えるようにと教えて下さいました。あなたもわざとしたのではないので、今度からは注意してください」と、その運転手に話しました。
 
 運転手は、梅さんの話を聞いて感動し、やっと本当のことを話し始めました。彼はある国営企業で働いており、梅さんに電話番号を書いて渡しました。梅さんはそれを受け取らず、法輪大法の真相を伝えました。運転手は非常に感動しました。
 
 梅さんはゆっくりと立ち上がり、自転車に乗って引き続き街へ向かい、用事を済ませ、昼ごろに家に戻りました。戻ってから、梅さんが足に触れてみると、耐えられない痛みを感じ、足全体が腫れて、ズボンが脱げませんでした。やむを得ず、梅さんハサミでズボンを切るしかありませんでした。梅さんの息子は、梅さんの足の様子を見て救急車で病院へ運ぼうとし、また梅さんが運転手の電話番号を受け取らなかったことに、不満をもらしました。梅さんは家族が心配している様子を見て、息子を慰め「すぐ治るから病院には行きません。大丈夫ですよ」と話しました。
 
 夜になって、梅さんは足の痛みで、大きな玉の汗をかき、眠ることができませんでした。しかし、梅さんはいつも通りに学法をし、煉功をしました。翌日の朝、足の腫れはすっかり引いて、普段通り街へ出かけました。
 
 周囲の人々は、70歳近くの高齢者が車にはねられ、足がとても腫れていたのに、翌日には完全に治ったことを不思議に思いました。法輪大法の修煉はとても不思議だと皆が言いました。 
 
2011年05月23日

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