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北京市:法輪功修煉者の裁判で、弁護士が妨害される

(明慧日本)北京市の法輪功修煉者・李占金さん(女性)は海澱派出所に連行され、すでに半年が過ぎた。海澱裁判所は法廷の場所を変えたり、開廷の時間を延長したりして傍聴者の入廷を阻みながら、李さんに対して秘密裏に裁判を行なったうえ、法輪功の内容のDVDや資料を所持していたという理由で、懲役3〜5年を不当に判決しようとした。

 法廷で、李さんの弁護士・梁小軍さんは、次のように無罪を弁護した。

 「中国の法律には、法輪功の信仰を禁止すると書かれておらず、憲法でも法輪功に邪教の性質があることを証明できない。今日に至っても、全国人民代表大会とその常務委員会は、法輪功修煉者の処罰に関する法律を制定したことはなく、『邪教組織の取り締まり、ならび邪教活動に対する防備と処罰に関する決定』を制定したのみであり、『法輪功』あるいは『法輪大法』が邪教であるという認定、規定はなされておらず、法輪功修煉者に対する処罰内容も規定されていない。そのため、当事者に対する逮捕、罪と刑罰を言い渡すことは、いかなる法律的根拠もないものである。したがって人民検察院、人民裁判所および関連の司法機関の、当事者に対するすべての行為は憲法に違反したものとなる。法律の定義からして、法輪功は邪教ではなく、法輪功は合法である。よって、当事者の信仰と伝播は犯罪行為ではなく、無罪である」

 しかし、李さんの弁護士が事実を並べ、確かな根拠を示して無罪を主張したが、裁判長は途中で何度も弁護士を妨害し、1時間も経たないうちに早々に閉廷した。

 情報筋によると、李さんは監禁されている間、高血圧や心臓病が発症し、髪が急に白くなり、歯がグラグラになったという。

 2010年7月27日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/7/26/227531.html

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