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己を修し、徹底的に人々の心の結び目を解く


文/中国の大法弟子

(明慧日本)週末のある日、私は常人の友達と雑談をする中で大きな啓発を受けました。
 
 彼女が通勤する電車の駅では、多種の仕事に勤めている人がいて、その中には、強制収容所である教養院で働く人もいるそうです。日が経つにつれてお互いに顔見知りになり、彼女はよく電車を待つ時間に彼らとおしゃべりをしているそうです。その教養院で働く人によると、現在、教養院には多くの法輪功修煉者が収容されていて、収容者の中で大きな割合を占めているそうです。彼女はこの話を聞いて、法輪功修煉者に同情を感じるというより、中共(中国共産党)を非常に恐れる気持ちが強く、面倒を避けたい気持ちになり、私に「今、私の同僚や周りの人は、ひそかに法輪功の事を議論していますが、みんなの一致した考えでは、西側諸国で法輪功が認められているのに中国で禁止されている理由は、西側諸国には共産党がなく、また法輪功が中共に反対しているからです」と言いました。
 
 私は彼女の話を聞いて、とても心が痛くなり恥ずかしく思いました。この友達は、私が以前手伝って三退をしました。彼女の父親が病気にかかった時、私の母(同修)と一緒にお見舞に行って、真相説明を行い、彼女は三退をしました。私はこれで彼女は助かったと思っていましたが、意外にも、彼女は今でも大法に対してこのような誤解を持っていました。私はこのことから、人を助ける事を緩めることなく行い続けなければいけないと強く感じました。真相を伝えた人が一時的に分かってくれ、三退をしたとしても、それで十分だと思わずに、真相説明を続けるべきだと思います。人を救うことは最後まで行い続けなければいけません。この友達も、私の真相説明がよく行われなかったために、彼女の分かっている一面が常人の社会で再び汚染されてしまったのです。
 
 真相を知らない人々の中には「法輪功は中共に反対している」という誤った認識を持っている人が多いです。しかも、これがすでに真相を知らない人々の心の結び目になって、彼らが救われることの障害になっています。私は真相説明を毎日行っており、真相資料も毎日配っています。世の人々もすでに三退のことを知っており、大法が全世界で広く伝わっている状況も知っています。しかしなぜ、大勢の人がいまだに中共のうそ偽りの虚言に騙されて、目覚めないのでしょうか。私は、私たち修煉者がまだ彼らの心の結び目を解くことができていないからだと思います。また、私も真相を伝えることを表面的に行うだけで満足していたのです。
 
 また、中国で迫害されている修煉者や、海外で積極的に脱党運動を進めている修煉者自身が中共に反対して、中共を恨んでいるのではないかと思います。確かに中共はとても邪悪で、救いようがないものです。しかし、中共は大法の敵になる資格はなく、大法にはいかなる敵もいません。修煉者には敵がなく、修煉者は善を修め、無私無我の状態へと修めています。私達が中共の悪事を暴露する目的は、真相を知らない世の人々を救うためであり、一部の修煉者の中共への恨みを晴らすためではありません。私達が人に脱党を勧めるのは、世の人が救われるためであり、私たち自身が中共を恨み、中共が早く崩壊することを望んでいるわけではありません。このような考えは常人のものと何の区別があるのでしょうか。私達は、必ず自分を修めなければなりません。さもなければ旧勢力は私達の執着に乗じて、中共を利用して引き続きデマを飛ばして、真相を知らない世の人々をさらに騙し、真相は聞いたことはあるが心から理解してはいない人々をも汚染するのです。
 
 私達は、世の人々のこれらの障害を破るため、真相説明をするときに分かりやすく説明する必要があります。中共は、国家のすべての政治システムとメディアを独占して、法輪功を迫害しデマを飛ばしています。私たちは私たちの方法で、世の人々に真相を説明して、人々が大法を真に理解し、中共の道連れにならないようにして、自分で自分の未来を選択してもらいます。私達は政治に参与しませんし誰にも反対しません。もちろん政治に参加することは公民の権利ですし、邪悪に反対することも理にかなっています。しかし、私達の心の中には恨みがなく、ただ理性的に真相を説明するだけです。私たちはただ、中共と私欲のために中共の側について悪事の限りを尽くしている共犯者に対して、その悪事を暴露し指摘しています。彼らを待っているのは歴史の淘汰であり、自分の命を永遠の深淵へと落とすことになります。中共の悪事を制止し、法輪功の迫害を停止させ、世の人々が大法の恩恵を受けることができるようにすることこそ、私達の目的です。
 
 私達は歴史的な淘汰の幕がすでに開かれつつあることに気づいており、人々をもっと多く救うことが、すでに緊迫した状況にあるという師父のお気持ちも分かっています。私たちはより良く、より速く、徹底的に真相を説明しなければなりません!
 
 以上は個人の体験で、次元の限りもありますので、不足の部分は、皆さんのご指摘をお願いします。
 
2011年03月27日

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