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同修同士では金銭と物品の寄付を控えるべき

(明慧日本)最近周りでは情が重い同修がいると感じています。例えば、経済的な条件が良い同修はあまり裕福でない同修に対して、普段家にあってもあまり使われていない物品を提供しています。このような現象がかなり長期にわたって続いてため、最初は受け取るべきでないと感じた修煉者でも、時間の経過につれ受け取ることが自然となり、ひいてはこれは大法を修煉することによってもたらされた恵みと思う人までいます。
 
 このような考え方とやり方は妥当ではないと思います。もちろん生計を立てることが難しく、そのうえ仕事ができない同修についてはこの限りではありません。
 
 修煉者として、すべては法に基づいてはかるべきです。師父は『転法輪』の中で「およそこのように常人の社会であなたに何か得をさせようとするものはすべて魔であり」とおっしゃっています。もちろん物品を提供する同修が魔とはいいません。私の理解ですが、邪悪は修煉者がまだ取り除けていない人心の隙に乗じる可能性があるということです。同修に物品を無償で贈与したり、受け取ったりすることが大したことではないと感じさせ、それを通してこのような同修がますます人心、情を膨らませ、そによって心性の向上の障碍となるのです。また、物品を受け取る同修が物品を贈与する同修との対応の仕方と、そうでない同修との対応の仕方が変わって来るかもしれません。同修に対する態度、話し方なども変わると、知らないうち同修同士の隔たりを作ることになるのです。
 
 以上の考えは正しくないかもしれませんが、もし間違いがあればご指摘お願いします。
 
2011年05月10日

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