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利己と利他について


文/河北の大法弟子

(明慧日本)過去の旧宇宙の理は利己が基本であり、大法で正された新宇宙の理は利他が基本です。それでは利他の生命はどのような状態でしょうか? 現在、私達は真相を説明して衆生を救い済度していますが、それは衆生が淘汰されないためであり、利他の行為であり、新宇宙の理に附合しています。
 
 今日、私はその基準に基づいて自分の過去を振り返ってみましたが、利己的な行為が多かったことに気付きました。例えば、同修に執着心があることに気づいても言わないで、「皆修煉しているので、いつか同修も自分で気づくだろう」と思い、相手に嫌われたり、相手の機嫌を悪くしたりすることを恐れる執着心が隠されていました。
 
 真相説明についても、やはり利己心が強かったのです。私は、自分の能力が限られているので、自分の能力の及ぶ範囲のことをやればいいと思いました。ここには、あまり自分に負担を掛けたくない心や安逸を求める心、面倒なことを避けたい心など、様々な執着心が隠されていました。このようにして、私はたくさんの利己心を、知らず知らずのうちに自分の中に隠しながら日々を過ごしてきました。
 
 今日、私は突然目が覚めました。正法はもう既に最後まで来ており、時間もますます少なくなっています。しかし、私はいまだにこの気付きにくい利己心を守ったり、隠したりしています。これではいけません。私は根本からこれらの利己心を放棄しなければならず、これ以上隠してはいけません。私は、どんなことでも新宇宙の理で自分を律し、新宇宙に相応しい生命になるよう頑張ります。
 
2011年05月25日

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