江蘇省:夫婦2人を不当拘禁 家族も被害を受ける
(明慧日本)江蘇省淮安市に在住の法輪功修煉者・鄭紅霞さん(35)は、2011年5月12日、淮安市清河区610弁公室のメンバーによって強制連行され、不当に拘禁された。1カ月後、鄭さんは1年の不当判決を宣告され、江蘇省女子労働教養所へ移送された。
鄭さんは、夫・陳韶さん(40)とともに2008年9月から法輪功の修煉を始めた。それ以来、鄭さんは法輪功の法理に従って自分を律し、自営の印刷屋で仕事を真面目にこなし、お客さんなどから高く評価されていた。
鄭さんの夫・陳さんは2009年5月、自分の店で法輪功の関連資料を印刷したという理由で、610弁公室のメンバーらによって強制連行された。その後、何の証拠もないまま懲役3年の不当判決を宣告された。
610弁公室は2010年7月、夫の裁判の弁護をしていた鄭さんに対し、彼女を清河公安分局まで強制連行した。そこで、鄭さんは地面に四肢を押さえつけられ、写真を撮られて捺印を強制された上、留置場へ移送された。15日間の拘留期間中、鄭さんは何度も受刑者から暴行を受けた。
清河公安分局は2010年9月、鄭さんに対する生活妨害として、鄭さんの得意先に鄭さんとの取引の契約を解除させた。
中共(中国共産党)当局による、この一連の迫害は鄭さん夫婦だけでなく、家族にも影響を及ぼした。鄭さん夫婦が拘禁されたことで、家には介護が必要な70歳過ぎの高齢者と幼い子供が残され、一家の生計に影響を及ぼした。鄭さんの家族だけではなく、迫害の被害者の家族は往々にして、生計を立て生活することが苦しくなり、告訴する道もなく、涙に暮れるしかない状況に陥り、苦境に立たされてしまう。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年06月22日
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