天津市:体育教師が迫害され死亡(写真)
(明慧日本)天津市大港区の石油化工会社第三小学校の体育教師・王雲財さん(46)は、1998年に法輪功を修煉し始め、心身ともに全快し、人助けもよくするようになった。しかし、王さんは法輪功を学んでいるとして、9回不当に連行され、3回労働教養を科された。
| 王雲財さんの遺影 |
1999年7.20以来、王さんは屋外で煉功したため、15日間拘禁されていた。当時は、受刑者に殴られ、長時間にわたって同じ姿勢を強いられた。
1999年9月、王さんは陳情するため北京へ行ったが、天津市石油化工会社の公安部門、大港留置場に強制連行され、精神病院に送られ、灌食などの迫害を受けた。その後、留置場に拘禁され、精神病院と留置場に合計現金5000元(約7万円)の家財を没収された。
2000年の初め、陳情した王さんは、「社会治安を妨げる」という罪名で、労働教養所に1年間拘禁されていた。期間中、警官に殴打・悪罵・電気ショック、睡眠禁止・奴隷的苦役などの非人道的な迫害を受けた。
2002年、王さんは再び警官に強制連行された。警官らは王さんの服を脱がせて殴り、性器を拷問した。今回、王さんは3年の労働教養を科された。長期の迫害によって、王さんは心身ともに大きなダメージを受け、肺結核を患った。そのため、2度も労働教養所側に受け入れを拒否された。釈放された王さんは、職場に戻ろうとしたが、何の理由もなく拒否された。
2005年、王さんが村で法輪功の資料を配っていた時、通報され、強制連行された。健康状態がよくないため、3年の自宅軟禁の処分を言い渡された。これが9回目の迫害となる。
精神的に圧力を感じていた王さんの妻は、警官にそそのかされ、王さんと離婚した。そのため、王さんは家族を失うという大きな苦痛を受けた。
長期間にわたって迫害を受け、王さんの体はきわめて衰弱して病状も悪化し、2011年6月16日に他界した。
2011年07月06日
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