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中学校教師の職階評定で起きた出来事


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は1999年4月から法輪功の修煉を始め、大法の不思議さを数回、身を持って体験しました。私は中学校教師です。中国大陸の教師が一番重く見ていることは、教師職階の評定(昇進)です。それは教師の各方面の待遇と直接関わっています。毎年、その時期になると多くの人が、少ない定員の枠を獲得する為、賄賂などの腐敗行為を行っています。
 
 1997年、私はまだ法輪功を修煉していませんでした。その年、私は中級職階に昇進する条件を備えました。しかし私の働いている学校には二名の定員しかない上、昇進の条件を持つ教師は多くいました。学校の幹部に贈り物をしても、私が昇進できる保障はあリませんでした。給料と関係あり、また意地のため、私は権力がある兄に頼み、別の学校の中級職階の定員に私を入れてもらいました。
 
 当年の9月ごろ、私は中級職階の評定に通りました。しかし、その後の10月ごろ、私は関節リウマチ、坐骨神経痛の病に罹りました。朝起きる時と、立って授業する時、非常に辛かったです。また、100メートルくらい歩くと、左足が痺れて歩けませんでした。私は針灸、マッサージ、漢方と、色々手を尽くして試しましたが、効きませんでした。その苦しみは言い表すことができません。
 
 1999年4月、私は法輪功の修煉を始め、数日が立たないうちに、坐骨神経痛が治りました。『転法輪』を読んでから、私は名利や意地のために人と争うことが、引き合わないことであると分かりました。
 
 2003年9月、私は高級職階評定の条件を備えましたが、新しい学校で私は進学試験と関係ない科目を教えることになりました。必修科目の担任教師も定員に入ることは難しいため、私はこの職階とは縁がないと思いました。中級職階と高級職階の教師の給料の差は結構ありましたが、私は常に自分が修煉者であることを忘れず、終始『転法輪』の中の「自分のものなら、無くなることはないし、自分のものでなければ無理に争っても得られません」という師父がおっしゃった話を信じました。以前のように、他人に贈り物をし、コネを使う考えはありませんでした。
 
 2008年9月、学校の校長先生は、条件の整っている教師は全員申し込みをするよう通知しました。2003年から、私は条件を備えていましたが申し込みはしていませんでした。今回は校長先生の話もあって、多く考えず必要な書類を作成して提出しました。後で、校長先生が私を尋ねて、高級職階評定に通ったことを知らせてくれました。
 
 周囲の人は、私が選ばれたことに驚き、私が校長先生に贈り物したなどの噂が流れました。しかしその後、全校教師会議で、校長先生が評定に関して「ある先生は名利を人と争わず、どの科目を担当させても文句を言わず、私を訪ねて便宜をはからせようともしませんでした。高級職階は、このような先生に授けるべきです」と話しました。校長先生が私のことを話していると分かりました。
 
 私が名も利も争わず、何の科目であっても、文句を言わなかったのは、私が法輪大法の弟子だからです。この一点で私は大法の素晴らしさを証明しました。 
 
2011年07月10日

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