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新津洗脳班での毒物による悪質な迫害の実態

(明慧日本)四川省にある新津洗脳班は、多数の法輪功修煉者を拘禁している。新津洗脳班は、修煉者を転向させるために各種の拷問手段を用いるなど、法輪功修煉者に対して壮絶な迫害を加えている。迫害により心身喪失状態に陥った修煉者は数多くおり、新津県出身の李光艶さん(70代女性)は、そのうちの1人である。
 
 李さんは2011年6月21日、同洗脳班へ不当に収容されてから独房に拘禁され、2人の監視員によって、24時間体制で監視された。このような拘禁方法は、修煉者同士が、互いが接触できないよう隔離するためである。
 
 ある日李さんは、施設内の食事を口にしてから30分後に、突然胸が重くなり、頭が腫れあがり、心臓が焼かれるような苦痛を感じた。また、頬や唇が肥大し、顔色は黒く悪化し、全身の力が抜けるなどの症状が現れた。李さんが食べた食事の中に、中枢神経を破壊する毒物が入れられていた。施設側は毒物を投与することで、修煉者の意思を破壊し、修煉を放棄する保証書に署名させるよう企んでいる。この迫害を受け、死亡した修煉者は多数いると推測されている。
 
 李さんはその後、血圧値が急上昇するなど、危険な状態に陥ったにもかかわらず、修煉を放棄する内容の書類を作成するよう、強要され続けた。李さんはその後、10数日間も拷問され続け、4回も瀕死状態に陥った。施設側は、危篤状態に陥った李さんを、拷問致死の責任から逃れるために釈放した。
 
 釈放された李さんは、依然として施設内で受けた迫害による後遺症が残り、頭に激痛を感じ、全身の無力感や聴力障害に悩まされているという。
 
 この迫害は明らかに、中国の「憲法」、「刑法」、国連の「世界人権宣言」、「公民権利及び政治権利国際公約」などの法律や条約に背いており、はなはだしく人権を蹂躙している。ここで、中国共産党による法輪功修煉者への迫害を一刻も早く停止し、修煉者が一日も早く釈放されるよう、中国国内の人々、並びに国際社会へ救援を呼びかける。 
 
2011年07月20日

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