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欧州議会で中国の人権公聴会が行われ、法輪功が議題に(写真) (明慧日本)欧州議会人権委員会は2011年7月11日、中国の人権状況についての公聴会を行った。公聴会では、中共(中国共産党)当局により、12年間にわたって迫害を受け続けている法輪功の人権問題が注目された。
公聴会は、欧州議会人権委員会の副委員長・アンジュイ グリジブ(Andrzej Grzyb)氏の司会により開始された。法律協会の人権専門家・夏一陽先生、および中国の人権を守る弁護士会の執行秘書・潘嘉門偉先生を招き、中国の現状について報告を行った。この公聴会には欧州連盟対外担当官僚や、影響力のある議員が出席した。 夏先生は、人権の専門家としての角度から、中共が行っている法輪功に対する迫害の非合法性を強調し「12年間にわたる迫害は、中国の司法体系を破壊した」と述べた。さらに夏先生は、迫害の非合法性の理由として「一、法輪功が中国のどの法律に違法しているのか、明白ではない。二、中共が行う迫害手段の多くは法律に基づいていない。三、このような迫害は、ほかの団体や個人まで及んでいる」などの理由を挙げた。 また、潘氏は中共による迫害の実例を挙げ、参会者の反響を呼んだ。 欧州議会議員・グラハム ワトソン(Graham Watson)氏は、中共が行っている迫害を以下のように分析した。氏は「私は中国の人権を守る活動家に、敬意を表したい。特に中国の弁護士は、ただ彼らの仕事をしただけなのに、厳しい弾圧を受けている。この圧政は、中国社会の健康状況を破壊し、法制をも破壊している」と述べた。 欧州対外行動局・ティーメンス(Thiemens)氏は、6月16日に北京で行われた、中共との人権対話での状況を話した。 ティーメンス氏は「中共の官吏は人権弁護士の失踪を認めていない。今後も人権対話を続けるとともに、人権活動家を保護し、面会を求めていく」と述べた。 閉会後、司会者のアンジュイ氏は、招待された法輪功修煉者から提出された、迫害に関する資料を受け取り、「法輪功に対する迫害は、単なる中国の人権問題に留まらず、欧州と中国の関係において、とても重要であり、欧州の人権の発展にも関わっている」と述べた。 2011年07月21日 (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/7/14/126704.html) |
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