河北省泊頭(はくとう)市に在住の法輪功修煉者・魏静敏さん、郭瑞琴さんは2010年11月、南皮県で法輪功の資料を配布したときに悪意をもった人に陥れられ、駆けつけた地元の警察によってパトカーの中に強引に引きずり込まれ、所持していた現金を没収た。そして、国保(国家安全保衛)大隊の隊長・徐瑞紅は卑劣な手段を用いて、病院側と結託して健康診断書を偽造し、魏さん2人を無実のまま南皮留置場へ入れ込んだ。

入所の当初、魏さん2人は殴る蹴るの暴行をはじめ、「言うことを聞かないと、生き埋めにするぞ」など、さまざまな脅迫を受けて恐怖にさらされたうえ、吊るし上げ、滅多打ちにされる拷問で心身ともに苦しめられた。

拷問実演：吊るし上げ、滅多打ちにされる

南皮留置場は多数の法輪功修煉者を拘禁し、残酷な迫害を行っていることで知られており、吊るし上げて鞭打ちにするのが常套手段である。

ここのメンバーは、中国共産党の卑劣な弾圧政策のもとで法輪功の真相を見も聞きもせず、事実を無視したまま迫害をエスカレートしているという。