今年70歳の魏おばあさんは生涯、連れ合いの給料と自分のバイト代で、家族のみなを養ってきました。50歳を過ぎたとき、魏おばあさんは糖尿病、高血圧、心臓病、肺病、気管支炎、息苦しさなど、完治しにくい多くの疾病を患うようになり、食事も作れなくなりました。
1998年、彼女は法輪功を修煉すれば病気が治ると聞き、公園に行って試してみたら、本当に身体が楽になり、病気はますます治っていったのです。当時、彼女は大法の書籍を購入したのですが、字が読めず、学法をしたことがなく、大法の書籍を読んでいませんでした。
中共が大法への迫害を始めてから、彼女は煉功をやめました。体は元に戻り、薬を手放せなくなりました。2010年、彼女が病院に行って検査を受けたところ、糖尿病を治療するためにインシュリンの注射が必要で、白内障を治療するために、目の手術を受けなければならないと言われたのです。
彼女は気落ちして病院から帰ってきました。途中で以前一緒に法輪功をやっていた同修に会いました。同修が彼女に病状を聞くと、彼女は以前は法輪功を修煉して体がとてもよかったと言いました。同修は彼女にどうしてもう一度修煉しないのかと聞くと、彼女はもう忘れたと答えました。同修は「私が教えます」と言い、彼女に教えたところ、彼女はすばやく五式の動作を再び学ぶことができたのです。同修は彼女に、本を読まず、心性を修めないと、本当の大法弟子になれない、と伝えました。彼女は「私は目が良くないし、字が読めないのに、どうやって本を読むのですか」と質問しました。同修は彼女を励まし、以前字が読めなかったおばあさんが大法の書籍を読めるようになった話をしたのです。
魏おばあさんは本当に『転法輪』を読み始めました。最初は他人が読むのを聞きながら、文字を見ていましたが、少しずつあとについて読めるようになり、今は『転法輪』をすべて読めるようになりました。
現在、魏おばあさんの身体には天地がひっくり返るほどの変化がおき、息子と娘の助けがいらなくなり、かえって子供たちの面倒を見ています。朝は娘夫婦のために食事を作り、お昼にはタクシー運転手の息子に食事を作り、週末には孫たちの送り迎えをし、一家の食事のために数十キロの野菜を自分ひとりで背負って帰るのです。隣近所の人たちはみな魏おばあさんが老人のようでなく、40、50歳のようだと言っています。