海外で法輪功と出会い、新たな人生を歩む(一)
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 文/ヨーロッパの大法弟子
 
 【明慧日本2012年5月18日】海外で法輪大法の修煉を始めた一部法輪功修煉者たちは、2012年の世界法輪大法デーにあたり、修煉の過程を振り返りながら、幸いにも異国で大法に出会ったことに感慨無量でした。金儲けのために海外に来ましたが、物欲が溢れる社会で心身共に疲れ果てたところで、法輪功に出会いました。修煉を始めてからの生活は一変し、今は「真・善・忍」の原則に基づいて自分を律し、修煉の道中をしっかり歩んでいます。ここで、甄さんと小海さんの物語を紹介します。
 
 かつて多種の重病を患いベッドから離れられなかった甄さんは、法輪功の修煉を始めてから、無病状態の身の軽さを取り戻しました。甄さんは人々に「私の経歴を聞いてもらえば法輪功のすばらしさが分かります」といつも話しています。
 
 2001年の秋、甄さんは過労のため腰や腿、足などが痛み、立っていることも困難でした。後になると座ることもできずに横になるしかなく、毎日、鎮痛剤を服用して痛みをしのいでいました。
 
 医者は、甄さんに「X線写真」を見せて「腰椎の第五関節と第六関節の骨が突出しているので、すぐに手術をしなければならない」と告げました。周りの人たちも「国に戻って治療した方がいいよ」と勧めました。甄さんも「この状態では仕事は続けられない」と分かっていましたが、海外に出るために借金したお金をまだ返済していないので、このまま帰るわけにもいかず、甄さんは考えれば考えるほど前途は真っ黒で、苦しい日々でした。
 
 その間、甄さんは、あちこちの漢方医を訪ね、針灸治療も受けましたが効果はありませんでした。ある日、法輪功修煉者たちが中華街で配っていた資料を受け取りました。後に1人の法輪功修煉者と連絡を取り、「法輪功を学ぶと病気が治りますか?」と尋ねると、修煉者は「それはあなたの修煉次第です。動作だけを煉っても、心を修めなければ修煉者とは言えません」と答えてくれました。
 
 甄さんは『転法輪』の本を購入し、最初から真剣に何講か読み、「人に病があるのは業力があるからで、大法の要求に従えば病気は治る」という道理が分かりました。自分のこれらの病は、昔、悪いことをした結果であることが分かり、甄さんは法輪功の修煉を始めたいと思いました。そこで甄さんは毎日、煉功学法を行い、法輪功の法理で自分に要求し、真剣に大法の修煉をしました。
 
 するといつの間にか、甄さんの身体は奇跡的に回復し、職場に復帰しました。甄さんの周りには彼女と同じ病気で苦しんでいる人が数人いましたが、数年間治療しても完治せず、いつも再発していました。過激な動きをしてはならず、足が冷えてもいけません。彼らは、完治した甄さんを見てうらやましがりました。
 
 修煉を始めてからの甄さんは、個人の利益のため他人と争わず、度量も広くなり明るくなりました。工場で働いている甄さんは、他人がやらない汚い仕事をやっています。仕事が終わっても、職場の掃除を済ませてから帰ります。
 
 現在、甄さんは中国領事館前で毎週真相を伝えています。彼女は身をもって体験したことを、真相を知らない華人たちに「法輪大法はすばらしい!」と伝えています。
 
  (続く)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/12/257265.html)     更新日:2012年5月19日
 
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