文/中国の大法弟子 玉慧
【明慧日本2012年8月29日】私の夫は地元派出所の所長です。夫はお酒が好きで、ほぼ毎日酔っ払って家で騒ぎを起こしました。私に手を出したり、罵ったりすることはしょっちゅうです。ある日、私は酔っ払った夫に殴られ、顔がゆがみ、口をつぐむこともできず、話すこともできませんでした。病院に行って検査をしましたが、医者も原因が分からないと言いました。夫の姉がお見舞いに来て、私に宝の本『転法輪』を渡してくれました。私は一回読んでから人生の本当に意義は返本帰真だと分かりました。私は学法、煉功に励み、まもなく不思議なことが私の身体に起きました。私のすべての病気がなくなったのです。私の変化を見て、夫はお酒は依然として飲むものの、私に対する態度はとても変わりました。
1999年7.20以降、邪悪は気が狂ったかのように、不法に大法弟子たちを逮捕しました。ある日、夫の上司は、夫に「地元の法輪功修煉者たちを派出所に集めて、会議をする。会議後はみんなを帰らせる」と伝え、夫は応じました。当時の大法弟子たちは、何も知らず、大多数が参加しました。しかし、夫の上司は大法弟子たちをこのまま帰らせるわけにはいかないと言いました。夫は怒り、「これらの人は全部私が呼んだのです。みんな地元の知り合いで、彼らを騙すわけには行きません。私たちは約束を守らなければなりません」と訴えました。局長はだめだと話して、夫は局長と言い争いました。それらの人の家族が自分を訪ねたとき何と言えばいいのか、すぐ解放してほしいと求めました。局長は夫が本気になっているのを見て、みんなを帰らせました。夫が同修を家に帰らせたことを知った同修たちは、夫に感謝しました。
後で、夫は留置場の所長に任命されました。ある日、二人の年配の大法弟子が逮捕されたことを、退勤してから私に話しました。私は「修煉者たちはみんな良い人ですよ。あなたも良い人になって、彼らにもっと気を配ってください」と話し、夫は分かったと話しました。夫は年配の同修にお水や食べ物を届けたり、同修の家族が送ったものをすべて同修に届けたりしました。
迫害がますます厳しくなり、絶えず多くの同修たちが不法に監禁され、労働教養を強いられ、拷問されました。夫は私も迫害されるのではないかと恐れていました。夫の昔の悪い癖がまた再発し、ちょっとしたことでも私を殴ったり、罵ったりしました。私に煉功させず、何度も宝の本を破ろうとしました。私は命がけで、夫の良くない行為を止めました。買い物に行って戻りが遅かったら罵られ、子供を迎えに行く時間が少しでも延びたらだめで、私が同修と話すことはさらにだめで、ほぼ毎日そうでした。私の家庭環境はますます悪くなりました。
どうすればいいのでしょうか。師父は修煉者には偶然なことがないとおっしゃいました。全部、人心に向かって来たことです。私は内に向かって探し、自分の多くのところに問題があり、真善忍にしたがって行わず、家族に対する関心が足りないことに気づきました。自分は大法を修煉していて、上から目線で夫を見て、見下し、恨む心もありました。私は夫を理解しようとせず、彼と話したがりませんでした。知らずに自分と家族を引き離していました。それで彼は悩み、ずっと私に怒っていました。法の中で自分を正してから、私は根気強く家族に真相を伝え、大法の歌も教えてあげました。彼に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えさせ、いつも彼に真相小冊子を見させました。
次第に夫は変わり、かたくなな観念が変わり始めました。その後、中共の組織から脱退すると声明し、家庭の環境も良くなりました。夫はもう私に手を出さず、私の学法、煉功を阻みませんでした。同修が私を訪ねてきたとき、夫は笑顔で同修に話しかけたりしました。同修は夫の変化を見て、みんなうれしく思い、以前は考えられないことでした。夫の職務の関係で私の家に来る同修はいませんでしたが、今は私の家で交流することも多く、みんなも心配することはありません。
師父にこんなにすばらしい大法をいただいたこと、健康な身体、この家庭の修煉環境をいただいたことに感謝いたします。