文/モントリオールの大法弟子
【明慧日本2016年8月16日】尊敬する師父、こんにちは。同修の皆さま、こんにちは。私は高校2年生(中学校11年生)で16歳です。今日、この2年間の修煉体験を皆様と交流したいと思います。
一、自我を放下し、協調を学ぶ
天国楽団の活動の中で、すべての団員に協調性が求められています。楽団で私はアルトサックスを担当しており、集団練習yaパレードの時、いつも自分の演奏がうまいと思っていました。今年6月24日、ケベック州省記念日のパレードで、それは自分を実証する心ではないかと気づき、この良くない考えを取り除こうと決心しました。
7月1日、カナダの建国記念日のパレードでは、自分の才能を披露するのではなく、楽団全体に協調していると、はじめて感じました。同時に、みなさんと一緒に天国楽団の活動で衆生を救い済度することを、とても神聖で素晴らしいと思いました。
すべての団員が天国楽団の一員です。それぞれの楽譜をうまく演奏して、力を合わせ一体となり、一つの軍隊のように戦い、世の人を震撼させ、邪悪の要素を解体することが目的だからです。
数年来の修煉を通して、「修煉者として、いつでもどこでも自分の問題点を探し、心性を高め、法の基準によって自分を律し、人間の中で形成した観念で物事を考えず、法の要求通りに行い、毎日法を多く学び、多く煉功しなければならない」と体得しました。
二、時間を大切にして、もっと多くの衆生を救う
師父は次のようにおっしゃいました。「今の1年間は昔の1分間です。時間全体が速められています。しかし、この1年の時間は圧縮されましたが、それに伴い中の物体、すべても圧縮されたため、あなたは何も感じていません。人間の身体能力がついていけず、何もしていないのに日が暮れてしまうと感じ、このように感じるのです」 [1]
確かにその通りです。時間は今までより、速められていることを何度も感じました。もっと時間を大切にしなければならないと思いました。時間を無駄にすることは、業を作っていることだと理解しています。なぜなら、時間は、師父がもっと多くの衆生を救うために、伸ばしてくださったからです。
意識しただけでは、まだ足りません。着実にそのように行わなければなりません。しかし、実際に行ってみると、そう簡単ではないことが分かりました。常人社会の様々なものが私を惹きつけ、誘惑し、精進させないのです。現代科学技術からの妨害も相当なものでした。師父はそれについて、「法を得ることに影響しているだけでなく、人々はこれが原因で仕事も勉強もおろそかにしており、大量の時間をコンピュータやゲームに費やし、それに没頭するよう誘惑されているのです。すでに人間の状態ではありません」 [1]と説かれました。
数年前、当時、法に対してまだそれほど理解していない時、私はゲーマーでした。私はほとんどの時間をゲームに費やし、生活にも悪い影響を及ぼしました。その後、年齢が増すにつれ、法を多く学び、法に対する理解が深まり、ゲームをやめることにしました。しかし、数カ月後、また遊び始め、以前ほどはまっていないのですが、しかし、繰り返しました。それは、たばこを吸うと同じように、病みつきになる、とても大きな執着でした。
これらの問題を意識してから、私は徹底的にゲームをやめました。やめた後、やっとゲームの奴隷から解放された気分でした。しかし、しばらく経つと、今度は、携帯電話に興味を持つようになりました。3カ月前、私は中古の携帯電話を探し始めました。ほとんど毎日のように中古の携帯を販売するサイトで探し、価格、性能、モデルを比較していました。
携帯電話を求める心理は、常人が株を売買する時、株価の変動に気を取られるような心理と同様でした。これも取り除かなければならない執着だと分かりました。今年のニューヨーク法会まで、私はずっと携帯電話に執着していました。その後、苦心して求めず、自然に任せばいいと思い、今年の6月に、初めて1台を購入しました。
両親からも携帯電話の危険性をよく言われました。両親からの注意、また、携帯電話への強い執着に対する警戒から、私は携帯、パソコン、タブレットなど、インターネットにつながる電子機器を全部、家の地下室に置きました。そうすることで、自分の部屋で法を学んだり、勉強したりする時、集中できるようになりました。出かける時、例えば毎週金曜日のグループ学法の時、もっと学法に専心できるように、私はできるだけ携帯を持たないようにして、妨害されないようにしました。
現代の科学技術によって、人々はその製品から離れられないように仕向けられています。しかし、修煉者は、そのような影響を受けません。パソコンや携帯に対する執着を取り除く気持ちがあれば、必ず取り除くことができるのです。
パソコンやインターネットからの影響はこれだけではありません。資料を調べる時も、ポルノの動画などがどこからか必ず出てくるのです。たまには少し見たりしました。その後、自分は法輪大法の修煉者で、これらの汚いものを見てはいけないと意識しました。今、思うだけでも、気持ちが悪くなり、もう絶対見ないと決心しました。現在までずっと見ていません。
三、学校で法輪功の真相を伝える
私たちが衆生を救い済度できるように、師父はすべてを按排して下地を作ってくださっています。しかし、今まで、勉強が忙しかったため、私は大法の子供弟子がやるべき三つのことをしっかりやっていませんでした。
2016年、モントリオールで神韻を宣伝した時、私も参加しました。しかし、個人修煉において、法をしっかり勉強しておらず、多くの人心もあるため、結果は最善には至りませんでした。勉強の時も、いつも修煉と勉強の両立ができず、法から悟るのではなく、時間がないと、文句ばかり言って、三つのことを第一にしていませんでした。
『二〇〇三年元宵節での説法』で、博士課程の大法弟子が師父にどのように勉強と修煉を両立するかについて聞いています。
弟子:博士課程の学生として、研究を良く進めるには全力を尽くさなければなりませんが、法を勉強し真相を伝え、煉功もしなければなりません。いつも時間が足りないと思っています。
師:まだこの質問を出す人がいます。師父は既に何回も解答しました。私が思うには、修煉者として、やはり大法を第一にすべきです。しかし、自分の仕事をもしっかりこなさなければならず、できるだけしっかりこなすべきです。どのようにこの関係を扱うかの問題ですが、具体的なことはやはり自分で決めなければなりません。忙しいからといって、本を読まなくなれば、修めていないことに等しいのです。完全に仕事に身を投じれば、あなたは常人になります。この関係をうまく扱うことができないのですか? うまく割り振りをすればいいのです。これはとても簡単なことです。実は『轉法輪』の中で既にはっきり言いました。法を良く勉強することができれば、修煉の中であなたの何かに影響してしまうようなことは決してありません。かえって、仕事と勉強に時間をあまり掛けなくても良い成績を収めることができます。
私の理解では、勉強も修煉の一部で、本当に師と法を信じているかどうかが試されているのです。ある同修は、「毎日法を学び、五式の功法を煉功しても、決して勉強に影響を与えることなく、かえって半分の労力で倍の成果をあげることができる」と話してくれました。同修はことわざの「おのを研ぐことはきこりを誤らせない」でたとえました。実は、師父の要求通りに行わない場合、結果がどうなるか、私はよく体験していました。法をしっかり学んでいなければ、学校の勉強ももっと時間がかかり、朝の2、3時まで勉強しなければならなかったのです。しかし、私の修煉状態はあまり安定せず、のんびりしたり、精進したりして、いつまでも精進する勢いを保つことができません。時間は限られています。時間をしっかり采配して、勉強と修煉の両立をするようにしなければならないと思いました。
世間の人に真相を伝える時、師父は私たちを加持して知恵を与えてくださいます。今年、フランス語の先生はすべての生徒に、講座を開こうという課題を出してくれました。これは学友や先生に真相を伝える良い機会だと思いました。クラスの三分の一は中国系の学生ですので、うまく話せるか、ドキドキしました。そこで、私は師父にご加持をお願いし、正念を持って順調に話を進めました。
最後に、私は同級生に署名をお願いしました。しかし、中国系の学生は署名してくれず、彼らの悪い観念を一掃することができませんでした。それは自分がしっかり修煉していないからだ、と私は思いました。師父は「相手を救いたいのですが、話したことは業を消すことができず、相手の執着を取り除くことができなければ、どのように救うのですか?! 相手を救いたければ、あなた自身が修煉者でなければなりません。あなたが話したことにエネルギーがあって相手の偏見と執着を取り除き、このような作用を働き、相手のその時の頭にある良くないもの、邪魔するものを抑制してはじめて、相手を救うことができます。各種の環境で真相を伝えることも含めて、そうではありませんか?」[1]と説かれています。
この事について、「中国系の学友も衆生で、救わなければならない。次回、機会があれば、彼らにしっかり真相を伝えよう」と考えました。一方、フランス語の先生は結構よい成績を付けてくれました。それは師父が私を励ましてくださったのです。三つのことをしっかり行えば、成績も自然に上がるのです。
来年高校を卒業します。学校のカリキュラムには、すべての学生が一つの課題を完成しなければならない内容が組み込まれています。それは私の学校の最大のイベントで、内容や形に制限はありません。私には学友を救いたい気持ちがあると師父が見られて、このチャンスを与えてくださったのでしょうか。これは師父が按排された最高の真相を伝えるチャンスだと悟りました。私は「中国の法輪功学習者の生体臓器摘出問題」を課題にしました。
夏休みの間、自分の課題を深く調べるようにと学校から指示がありました。私は、今から頑張らなければならないと思いました。怠けていれば、この課題を完成でません。なぜなら、この課題をうまく完成するには、時間をかけて、資料を調べ証拠を見つけて、中国における法輪功学習者に対する臓器狩りの事実を詳しく理解し、分析をしなければならないからです。
臓器狩りに関するフランス語の資料は必ずしも揃っているとは言えません。私は海外で生まれ、育ち、中国語があまりできず、たくさんの漢字も読めず、直接中国語のサイトから資料を調べることが難しいのです。しかし、これらの困難を乗り越える自信があります。なぜなら、師父のご加持と同修の助けがあるからです。私はきっとできると信じています。「失わないものは得られず」と言いますが、衆生を救い済度するため、努力しなければなりません。心を込めてこの仕事を完成して、学生として大法弟子の使命を果たしたいと思いました。
振り返ってみると、この数年間はあっという間に過ぎてしまいました。大法の機縁を大切にし、自分の家に帰る道を忘れないようにしましょう。
不適切なところや法に則っていないところがあれば、同修たちの慈悲なるご叱正をお願いします。
師父に感謝します!
皆さんに感謝します!
(2016年カナダ法輪大法修煉体得交流会)
注:
[1]李洪志先生の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
[2]李洪志先生の著作:『二〇〇三年元宵節での説法』
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