インド青年大法弟子の修煉と大法の真相を伝える体験談
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 【明慧日本2020年6月18日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は阮平善と言い、英語名はパラシャントです。私はカナダに住んで5年になる科学研究者です。15年前に法輪大法の修煉を始めました。当時は母が修煉し始めて、すでに2年が経っており、修煉を受け入れない父に対しても、母は忍耐強くやさしく対応していました。私は母に起きた変化と家庭の雰囲気がますます良くなったことに気付き、法輪大法の素晴らしさを感じました。自分も日常的に学法するようになり、そして明慧ネットで、師父の説法を勉強するようになりました。説法を通じて、私は法を正す時期に当たる大法弟子への要求を理解し、それから毎日発正念をするようになり、そして母と一緒に大法の真相を伝える活動にも参加しました。

 私はインドの高校を卒業した後、シンガポールの大学に進学しました。 シンガポールに6年間滞在し、博士課程の学生としてカナダに来ました。シンガポールにいる間に、私は合唱団や英文の大紀元メディアなど、大法を伝える数々のプロジェクトに参加しました。

 モントリオールで過ごした5年間、私は地元の大法弟子によって組織された様々な活動に参加しました。神韻公演の推進活動や天国楽団に参加することは、私にとって貴重な体験になりました。

 中国語を学んで学法する

 私は修煉し始めてから、学法することを重視してきました。中国人ではないため、以前は、英文で学法するしかありませんでした。しかし、大法の書籍を直接読むことができ、師父のお言葉をそのまま理解するためには、中国語を学ぶべきだと思いました。10年前なので、中国語を学ぶウェブでの教材があまりないため、私は辞書ソフトウェアを使用して、『轉法輪』の一つ一つの単語を学びました。最初はこれが非常に難しい目標に見えましたが、師父が中国語で衆生に説法された以上、中国語という言語はすべての衆生に共通するものであると確信しました。私はただ生命の中に天から賦与されたものを取り戻しているだけです。このような理解は、中国語の勉強を続ける私の決意を強く後押してくれました。4年後に、私は普通に中国語で『轉法輪』を読めるようになり、どこの集団学法のグループに参加しても、中国語で学法することが出来ました。

 それから、師父のほかの著作、例えば『洪吟』や『精進要旨』などを原文で読めるようになり、修煉の正念の場に、いつも師父の詩が頭の中で響くのが聞こえました。ある時、私は大きな試練に直面した時、頭の中で「巨難の中で必ず堅い意志で 精進の決意は変わらず」[1] が聞こえました。また、ほかの都市に行って、神韻交響楽団の公演の推進に参加するかどうかを迷っている時に、「法を正し陰罹を去る」[2] が聞こえてきて、神韻の推進がとても大事なことだと認識しました。

 大法の真相を伝える

 私はシンガポールで初めて中国から来た人に合い、クラスメートの半数以上が直接中国から来た人でした。中国人に大法の真相を伝えることは特別な経験でした。彼らは法輪功に触れると、爆弾が現れてきたかのように空気が変わりました。彼らは直接中国共産党の嘘偽りの宣伝に毒害され、しかも中国国内に親族がいて、経済的利益の方面からも結ばれていたので、大法の真相を伝えることは大きな挑戦になりました。しかし、私は中国人の同級生たちと友達になり、大法の真相を伝える事には抵抗があっても、依然として善意をもって接し、そして学校の各プロジェクトに協力しました。

 モントリオールで中国人の学生らに大法の真相を伝える体験は、シンガポールにいた時と全く違いました。法輪功を支持する人が多くいる以外に、反対はしないが、大法弟子と接すると迫害されるのを恐れる人もいました。私の研究室には、かつて広州出身の客員研究員がいて、大学で多くの中国人の教授と友達になりました。私が法輪大法を修煉しているのを知ってとても驚き、私に法輪大法が海外で広まる状況を聞いてきました。彼に大法の真相を伝えると、彼は周りの友達に法輪功について話したそうです。このことを通じて、1人に大法の真相を伝えることは、さらに多くの人に影響を与えることに気付きました。

 シンガポールで知り合った中国の友人がアメリカにやって来て、モントリオールいる私に会いに来ました。彼が私の所にいる間、私たちは再び法輪大法について議論する機会がありました。彼の態度は数年前にシンガポールにいる時と大きく変化し、より心を開くようになったと感じました。彼は法輪大法の素晴らしさを認め、さらに、迫害を引き起こした江沢民が早く亡くなることを望んでいると言いました。私たちは彼のもう1人の友人と一緒にモントリオールを観光しました。その友人は地元の大学の元中国学生学者協会の会長を務めていました。チャイナタウンを一緒に歩いている時に、大法の真相の看板の前で立ち止まって、中国共産党による偽りの天安門焼身自殺事件と三退の事についても話しました。長年続けて真相資料をもらったことで、彼らは大法に対する態度が少しずつ変わってきたのが感じられました。さらに、同修の皆さんが長年にわたって、絶えず大法の真相を伝えている意義がここに現れていました。モントリオールを離れる前に、彼は私の部屋に飾ってある師父の写真を撮影しました。明るい未来を迎える彼の行動にとても感動しました。

 神韻公演の推進に携わる

 初めてモントリオールで神韻公演の推進に参加した時、毎日のように新しい試練が現れてきました。 例えば、急いで別の客を迎えている時、前の客がイライラして立ち去ることがよくありました。また、 ある顧客は私のフランス語が十分ではないため、自分がホットラインでチケットを注文すると言って、私を拒否しました。 しかし、私は諦めずにより多くの経験を積み重ねて続けてきました。それによって、私はチケットを販売するときに、自信を持って様々な状況で対応できるようになりました。チケット売り場のモールから帰宅すると、いつも自分の身体が良い方向に変化していくのが感じられました。このことを通じて、神韻の推進は個人の修煉と密接に関連していることに気付きました。

 長時間モールでチケットを販売することは、私に主意識を強化する機会を与えてくれました。 モールで神韻公演を推進することは、古代の兵士のようなものだと理解しています。 兵士が戦場で戦う時間はそれほど長くはないのですが、それより多くの時間は、行進中や立ったままで命令を待つことかもしれません。待っている間に、過度にリラックスしたり、おしゃべりしたりすると、いざという時にすぐに集中して、学んだスキルをすべて活用することは困難であると思います。ですから、モールのチケット売り場にいる時、私は神の意志を実行する戦士だと自覚しました。

 天国楽団に参加する

 2015年、私はモントリオールの天国楽団に入団し、トランペット奏者となり、1年以上活動しました。 私はかなり速くすべての演奏曲を覚え、楽器をもらって1カ月後に初めてパレードに参加しました。 何度も練習している時に、体の悪い物質が口を通って取り除かれているのを感じました。 トランペットは非常に体力を消耗する楽器で、特に高音を演奏するときには非常に挑戦的であることが分かりました。 ある時、私は高音の演奏中に首を傷めてしまい、回復するまで1週間もかかりました。内に向けて探してみると、天国楽団の基準に達したいという焦りが原因でした。

 活動の多い夏が終わると、冬には2回のパレードがあります。その1週間前から、私は毎日発正念し、人々がパレードを見に来るのを妨げる邪悪な要素を取り除きました。 クリスマスのパレードでは、気温が氷点下10度まで下がり、日差しがありませんでした。しかし、 パレードが始まると、寒い天候にもかかわらず、大勢の人がパレードを見に来たのを見て、とても感動しました。 楽団のユニフォームのセットには、防寒手袋が含まれていないため、演奏をしていてしばらくすると、指の動きが難しくなります。 寒さにあまり慣れていないので、手が凍傷にならないかと、最初は少し心配しました。その時、私は師父の詩、『洪吟二』「梅 元曲」を思い出しました。

 濁世に清蓮億万の梅

 寒風に姿更に青翆

 連日の雪雨は神佛の涙

 待ち望む梅の帰るを

 世中の執着事に迷う勿

 正念を堅く

 古より今まで

 只この一回の為なり

 この詩を思うと力が湧いて来て、師父が私にトランペットを演奏するスキルを与えてくださり、私の指は生まれつきこの法を正す時期に大法を実証するためのものである、と理解しました。

 その後、私はオタワの聖パトリックの冬のパレードにも参加しました。 パレードの前日に、風邪のような症状が出て、翌日の演奏ができなくなるのではないかと心配しました。師父の写真の前で、「どんなことがあっても、明日のパレードには必ず参加します。師父、助けてください」と師父にお願いしました。不思議なことに、翌日のパレードですべての症状が消えていました。また当日、トランペットの演奏者は私ともう1人しかいなかったので、行ってよかったと思いました。

 博士課程を無事修了して、博士号を取得する     

 過去5年間、私は博士課程を修了する過程で、心性を高める多くの機会がたくさんありました。 私は自分が学ぶ大学で、多くの教授や学生が仕事のストレスで病気になりやすいと感じ、競争への執着が彼らの健康に影響を与えたことに気づきました。修煉者として、私は常に競争を重んじないようにしており、研究が困難になった場合には冷静さを保つよう努力してきました。 私の博士論文の発表会は非常に厳しかったのです。当時、 6人の審査官が1列に座り、私の研究について3時間以上にわたり厳しい質問をしましたが、私は研究の結果を冷静に、かつ明確に説明しました。 最後に、すべての審査官は、私の研究が彼らに深い印象を与えたと言いました。 その場にいた別の博士課程の学生は、これは今まで見た中で、最も厳しい博士論文の発表会だったと私に言いました。 実際、私は自分を修煉者として結果に執着していなかったからこそ、冷静さを保つことが出来ました。 弟子の人生は師父の按排によるものです。師父のおかげで、私は博士号を取得した後、すぐに就職が出来ました。しかもそれは中共ウイルスの拡散で、すべての学校が閉鎖される1カ月前の事でした。

 私は修煉の中で、まだたくさんの執着心を取り除かなければならないし、これからの修煉の道もまだまだ長いと覚悟しています。しかし、師父に導かれて歩んで行くこの道で、私はしっかりと修煉し、そして、すべての難関を乗り越えられると信じています。

 師父、ありがとうございます! 

 同修の皆さん、ありがとうございます!

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「堅定」
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟』「悪を除く」

 (2020年青年大法弟子のネット法会の原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/3/407142.html)
 
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