明慧報告|2016年中国刑務所内での法輪功学習者の迫害実態のまとめ(2)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年1月21日】前文の続き)

 ◎孫卓英さんは上海市女子刑務所で苦しめられた

 明慧ネット昨年9月3日の報道によると、孫卓英さんは2011年5月13日、懲役5年の判決を下され、上海市女子刑務所に拘禁された。

 刑務所で、孫さんは懲罰房に閉じ込められ、食事は100グラムしか与えられず、大量の塩が振ってある汁なしのうどん、あるいは全く塩分なしのものであった。腰掛も特製のもので、座るとお尻の肉が挟まる仕掛けになっていて、冬は長時間そこに夜中まで座らされ、目を閉じるとすぐに冷たい水を首へぶっかけられ、毎日法輪功を誹謗中傷する画像を嫌というほど見せられる。

'酷刑演示:全身捆绑'
拷問の実演写真:梱包用テープでグルグル巻き

 夏場では、最も汚い雑巾を口に詰め込まれ、梱包用テープで頭と全身を幾重も巻き付けられ、さらに重たい物で頭を殴ったり、罵られ、孫さんは汗でびっしょりになり、胃から大出血をおこし、大小便を失禁し、気絶したため、何回も病院に運ばれ緊急処置が取られた。

 ◎山東刑務所11監区の拷問——吊り瓶(つりびん)

 明慧ネット昨年9月6日の報道によると、山東省刑務所11監区は2014年から「吊り瓶」拷問を実施した。

'中共监狱酷刑示意图:捆绑在椅子上'
拷問のイメージ図:椅子に縛り付ける

 まず法輪功学習者を椅子に縛り付け、椅子を45度ぐらい傾けた後、空中にコーラ瓶を用意し、極めて苦しい姿勢を取っている学習者の頭に瓶を垂れ下げ、学習者に呼吸困難、頸椎の激痛などの苦痛を与える。これは30分を超えると命にかかわる非常に危険な拷問であるが、刑務所の警官らはこれを「絶妙な技」と称し、重宝し、広く使われている。

 ◎濃い塩水を注ぎ、テープで巻き付けられた夏季萍さんは7年拘禁された

 明慧ネット昨年10月5日の報道によると、7年の非人道的な迫害を受けた夏季萍さん(52)は、黒髪は真っ白な白髪になり、無表情となった。ある日、息子と一緒に銀行に居った夏さんは、列に並んで待っていたところ、窓口で名前を呼ばれると、条件反射のように大声で「報告」と答えた。この光景を見た息子は悲しみがこみ上げた。

'夏季萍被迫害前的照片'
迫害前の夏季萍さん

 2013年4月3日、夏さんは懲役4年の判決を下され、再度南昌市の女子刑務所に送られた。同年の4月~8月末の5カ月の間、睡眠を剥奪され、毎日シーツで窓側に縛り付けられた。夏さんの頭が昏々と垂れて、上半身は知らず知らずと激しく曲がり、頭が地面に接触し、鼻があざだらけとなり、顔が腫れ上がった。

 夏さんはまた「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」を叫んだため、口にテープを巻き付けられ、窒息しそうになった。痰などがいっぱい付いている靴下を口に詰め込まれて、鉄の椅子に縛り付けられるなどの迫害を受けた。

'用束缚带固定绑在铁椅里'

拷問のイメージ図:鉄の椅子に縛り付けられる

 2、睡眠を剥奪、平手打ち、暴力、針で指を刺すなどの実例

 ◎黒龍江省女子刑務所の暴力により、転向を強要する

 2013年5月13日、王敬傑さんは富裕県裁判所に懲役3年の判決を下され、黒龍江省女子刑務所に拘禁された。

 刑務所で、王さんは法輪功を誹謗中傷するDVDを強制的に見させ、長時間、縁のある腰掛けに座らされ、動くと暴力を振るわれた。また、平手打ちをされ、針で指を刺され、髪の毛を引っ張られ、懲罰のため懲罰房に閉じ込められ、食事、睡眠、排泄は同じ懲罰房内でさせられた。

 ◎江蘭英さんは長期間、立つ姿勢を強要され、両足は腫れ上がって変形

 南昌市の江蘭英さん(49)は、労働教養を二度強いられ(計4年)、2回不当な判決(懲役5年、3年6カ月)を下されたことがある。

 江西省女子刑務所で、江さんは睡眠を奪われ、立つ姿勢を強要されたため、両足はひどく腫れて変形した。

 ◎付金鳳さんは、6日間連続して吊り上げられた

 南昌市の学習者・付金鳳さん(53)は、2015年8月12日、懲役3年の判決が下され、江西省女子刑務所に拘禁された。付さんは法輪功を放棄しないため、6日間連続して吊るし上げられた。

'中共酷刑:吊铐'

拷問のイメージ図:吊るし上げられる

 ◎朱貝淑さんは迫害され自力で生活が出来なくなった

 瑞昌市の朱貝淑さん(70代)は、2014年7月中旬、懲役4年の判決を下され、江西省女子刑務所に拘禁された。さんは刑務所の人員さえ分からず、自力で生活が出来なくなった。

 ◎負傷者の軍人は、雲南省第1刑務所に拘禁されている

 明慧ネット昨年4月1日の報道によると、雲南省の学習者・楊自祥さん(54)は、負傷して障害者になった軍人で、2015年6月9日に雲南省第1刑務所に拘禁された。

 楊さんは刑務所で苦しめられ、危篤状態に陥り、政府から支給されていた生活費もストップされた。現在、楊さんは依然として雲南省第1刑務所に拘禁されている。

 ◎王秀芳さんは、内モンゴルの女子刑務所で苦しめられた

 明慧ネット昨年12月17日の報道によると、王秀芳さんは2012年7月26日、内モンゴルの女子刑務所に拘禁されている。

 警官の康建偉は、転向を強いることに積極的に参与し、毎月高額の給料をもらっている。康は王さんの髪を掴んで、拳で王さんの前額と胸を殴り、胸骨を骨折させた。大きな革靴で王さんの下腹部と陰部を蹴り、王さんの頭を踏みつけた。また、電気棒で王さんに電気ショックを与え、大小サイズの電気棒を次から次へと充電して使用し、皮膚の焦げた匂いが部屋中に充満した。

 現在、出所して間もない王さんは、再度不当な裁判に直面している。

 ◎李愛英さん、趙金香さん、劉艶梅さんは、黒龍江女子刑務所で迫害を受ける

 明慧ネット昨年7月24日の報道によると、李愛英さんはベッドに縛り付けられ、灌食されたため歩けなくなり、地面に伏せて移動するしか出来ない。趙金香さんは酷く殴打され腰が動かなくなり、びっこをひくようになった。刑務所は、劉艶梅さんと家族の面会を許さず、劉さんに対して厳しく監視している。

 

'酷刑演示:野蛮灌食'
拷問の実演写真:ベッドに縛り付け、強制的に灌食される

 牡丹江刑務所で苗プーさんは迫害を受け、歯が打ち落とされ、冷たい水をかけられる

 明慧ネット昨年8月5日の報道によると、黒龍江東寧市の学習者の苗プーさんは、2011年に懲役7年の判決を下され、黒龍江省牡丹江刑務所に拘禁された。

'酷刑演示:电棍电击'
拷問の実演写真:大小電気棒を多用する

 苗さんは法輪功を放棄しないため、連続数十回平手打ちをされ、歯が2本打ち落とされ、高圧の電気棒で電撃ショックを与えられ、首と胸部に水ぶくれがいっぱい出来、乳首は黒色になった。冬の時期、警官らはぼろ布を苗さんの口に詰め込んで、テープで口を封じた後、冬着を脱がせて暴力を振るったり、冷たい水をかけて、窓を開けて凍えさせた。苗さんの意識が朦朧としたため、病院に緊急救命措置を取った。

 ◎湖北省荊州の馮峰さんは、8年冤罪生活

 明慧ネット昨年9月18日の報道によると、馮峰さんは昨年7月4日、8年間の苦難冤罪を終えて帰宅した。馮さんは解放される直前まで、76日間懲罰房に閉じ込められた。

 馮さんは日常茶飯事のように滅多打ちされ、板に座らされ、スタンガンを口の中に入れられ電撃され、蹴られたりして血尿が出るようになり、背中全体がスタンガンで電撃され酷くただれた。

 ◎長春テレビに迫害の真相を放送したことで、魏修山さんが迫害に遭う

 明慧ネット昨年9月18日の報道によると、吉林省樺甸市の学習者の魏修山さんは、2002年3月、長春テレビ番組に法輪功の迫害の真相を挿し込んで放送したことで、懲役12年の判決を下され、吉林刑務所七監区に拘禁され、現在、生死は不明である。

'酷刑演示:电棍电击'
拷問の実演写真:電気棒で電撃される

 魏さんは電気棒で電撃をされ、真夏に厚い冬着を着せられ、睡眠を奪われ、生殖器を抓られ、両足を組んだ状態で球の形にさせられ、半年間縛り付けられた。

   '酷刑演示:捆成球状'

拷問の実演写真:両足を組んだ状態で球の形に縛られる

 また、食事につばを吐かれたり、服で頭を被せて力強く殴られたため、脳に損傷をもたらし、顔が真っ青になり、歩けなくなった。魏さんの妻も迫害に遭い、2003年9月前後に刑務所内で亡くなった。

 ◎左先鳳さんは、刑務所で体罰を受ける

 明慧ネット昨年6月7日の報道によると、黒龍江依蘭県の教師、学習者の左先鳳さん(37)は、方正県裁判所に懲役5年の判決を下され、昨年5月4日に黒龍江省女子刑務所に拘禁された。

 5月27日、左さんの母親は面会に行ったが、母親の話によると、左さんは刑務所に入ってから、朝4時半から夜10時半まで、毎日18時間の間、小さい腰掛けに座ることを強いられていたという。

'长时间罚坐小凳子'
拷問の実演写真:長時間、小さな腰掛に座らされる

 ◎ハルビン市の李文俊さんは、刑務所で拷問を受ける

 明慧ネット昨年1月2日の報道によると、李文俊さん(65)は、2012年5月に懲役5年の判決を下され、同年11月7日、黒龍江女子刑務所に拘禁された。李さんは布に「私は極めて環境の悪い黒龍江女子刑務所でこの告訴状を書いています。ここはどれほど艱苦であるか、自由を楽しんでいる世間の人には想像もできないものです。一筆一画、監視の目を避けてこれを書きました。ここの1分1秒は全て罪悪の蓄積と継続です」と告訴状を書いた。

'哈尔滨六十五岁法轮功学员李文俊在布条上写下的控诉。'
李さんが布に書いた告訴状

 李さんは殴打され、捻る付けられ、吊り上げられ、睡眠を剥奪され、罵られるなどの迫害を受けているという。現在、李さんは未だに拘禁されている。

 ◎江西省44人の学習者を、罪に陥れる

 明慧ネット昨年1月15日の報道によると、江西省の少なくとも44人の学習者が拘禁されており、最長年齢者は85歳である。

'八十五岁的殷育才老人仍身陷囹圄'
85歳の殷育才さん

 殷育才さんは江西省都昌県人民銀行、都昌県裁判所などの職に就任歴があり、法輪功を学んでいるとの理由で、3年の労働教養を科され、懲役8年の判決を下されたことがある。2014年1月13日、殷さんは再度連行された時、身内は「長兄はすでに85歳になり、まだ解放されないのですか」と聞いたところ、警官は「95歳でも釈放しない」と答えた。2014年6月13日、殷の娘はようやく父親に会えた。殷さんは秘密裏に懲役3年2カ月の判決を下されたということが分かった。

 ◎かつて警察犬基地で苦しめられた趙国興さんは、10年の冤罪を終える

 吉林市の趙国興さん(44)は、懲役10年の判決を下され、公主嶺刑務所に拘禁された。刑務所で、趙さんは様々な非人道的な迫害を受け、体全体に大きな傷跡が残っている。

'酷刑示意图:死人床(抻成大字形铐起)'
拷問の実演写真:死人ベッドに「大」の形に縛られる

 趙さんは死人ベッドに「大」の字に縛り付けられた状態が、1カ月間以上継続した。

 腰掛けに座ることを強制され、臀部がぼろぼろになった。また大便と尿を付けた雑巾を口に詰め込まれ、テープで封じられた。

   '酷刑演示:泼冷水'

拷問の実演写真:冷たい水をかけられる

 趙さんは冷たい水をかけられ、のど部位を衝撃され、足首を踏みつけられ、太ももと睾丸を捻り付けられ、ひげを目に入れられ、目が潰爛して失明するところだった。衰弱した趙さんは、昨年5月30日、10年の冤罪を終えて帰宅した。

 ◎トン海波さんは、瀋陽東陵刑務所で苦しめられる

 明慧ネット昨年8月2日の報道によると、トン海波さんは2014年10月27日、懲役3年の判決を下され、2015年4月27日に瀋陽東陵刑務所に拘禁された。

'中共酷刑示意图:殴打'
拷問のイメージ図:暴力を加えられる

 東陵刑務所の警官と受刑者らは、トンさんに睡眠させず、陰毛を抜き、小便をかけ、暴力を振るうなどの迫害を加えた。

 ◎瀋陽東陵刑務所は王鵬義さん、孫義さんを苦しめる

 明慧ネット昨年7月14日の報道によると、撫順市の王鵬義さんと丹東市の孫義さんは、昨年4月に瀋陽東陵刑務所に拘禁された。

 刑務所の拷問の部屋には壁と地面に全体にスポンジが敷かれているが、これは防音と自殺を防止するためである。王鵬義さんは事実を説明したが、警官は話を聞かず王さんを罵ったり、靴の底で王さんの顔と頭を叩いたりして、昼から夕方にかけて絶えず行ったため、王さんの顔が腫れ上がって変形し、意識が朦朧とした。

'酷刑演示:鞋底打脸'
拷問の実演写真:靴の底で顔と頭を叩く

 他の学習者はよその監区隊に移送され、王鵬義さんと孫義さん2人だけが拷問の部屋に残され、迫害を受けた。

 ◎チチハル市の剛鳳清さんは、痩せこけて骨ばかりになった

 明慧ネット昨年8月12日の報道によると、剛鳳清さんはハルビン女子刑務所で3年間苦しめられ、体重が30キロしかなく、痩せこけて骨ばかりになった。昨年6月6日、家族は剛さんを背負って出所した時、現地の610弁公室の人員は刑務所の入口で、剛さんを直接に思想改造施設へ連行しようとしたが、家族の制止の下で連行できなかった。

 ◎黒龍江省女子刑務所は、宣双さんを迫害

 明慧ネット昨年9月26日の報道によると、2014年5月21日、宣双さんは黒龍江省女子刑務所に送られた。宣さんは強硬に灌食され、24時間眠ることを許されず、腰掛けに座らされ、臀部は潰爛した。さらに、酢を目に噴射され、便所の雑巾を口に詰め込まれ、下腹部を蹴られて、下半身から出血した。暴力を振られた宣さんは、両足があざだらけになり、両腕が全体的に黒くなった。

 昨年5月、宣さんは出所した。宣さん本人はこのように述べたことがある。「2年過ぎたが、未だに体の痛みが消えず、紫色になった箇所があり、それは私の生命の中で最も振り返るに忍びない拷問によるものです」

 ◎12年の判決を下された李長安さんは、呼蘭刑務所で迫害を受けた

 明慧ネット昨年10月8日の報道によると、黒龍江省方正県の学習者・李長安さん(46)は、何度も迫害に遭い、しかたなく5年の間放浪生活をしていた。2015年10月28日、李さんは懲役12年の判決を下され、現在、呼蘭刑務所に拘禁されている。

 李さんは刑務所で打倒され、激しい暴力を振られ、パンツ一丁で懲罰房に閉じ込められ、食事は蒸しパン1個しかなかった。ある日、李さんは煉功していたところを警官に見られ、すぐ「懲罰房の中でも大胆に煉功するのか?」と蹴られた。

 ◎何建国さんは、湖北省沙洋范家台刑務所で滅多打ちされる

 明慧ネット昨年10月18日の報道によると、湖北省随州市の学習者・何建国さんは、2015年に3年10カ月の判決を下され、北京から沙洋范家台刑務所に移送された。

 警官は受刑者に指示し、何さんを罵ったり滅多打ちしたりして、「三書」を書くように強要した。骨と皮ばかりにやせこけた何さんは、毎日十数時間の労働を強いられた。

 ◎張宏偉さんは、湖北省沙洋范家台刑務所で殴打される

 明慧ネット昨年12月25日の報道によると、吉林省の学習者・張宏偉さんは、2015年に懲役5年の判決を下され、昨年5月に再び湖北沙洋范家台刑務所に送られた。

 警官は受刑者の前で手本を示し、靴の底で張さんの顔を叩いた。受刑者らはそれを見習って、張さんを殴り始めた。刑務所では買い物、通信などを一切許さないため、張さんは家族との連絡ができない。

 ◎王金玉さん、楊成山さん、張魁梧さんは、大慶刑務所で迫害される

 明慧ネット昨年10月31日の報道によると、学習者・王金玉さん、楊成山さん、張魁梧さんは黒龍江省大慶刑務所で迫害を受けた。王さんは裸にされ、そして、服に「犯」の字を十数個吹き付けた。楊さんは殴打され、水をかけられ、数カ所負傷した。張さんは3回連続して懲罰房に閉じ込められた。

 ◎黒龍江省呼蘭刑務所合同訓練隊の罪悪

 明慧ネット昨年11月1日の報道によると、黒龍江省呼蘭刑務所合同訓練隊は、判決を下され、刑務所に入る前の労役地である。合同訓練隊での苦しさは、1日が1年のように形容しても表現できないほど辛いもので、世界中でこのような残酷な環境を見つけることができない。

 学習者が着ている服の背中に、すべて「厳管」が印刷してある。学習者は毎日早朝4時半に起こされ、6時から夜7時半まで作業を強いられ、さらに座ったままの姿勢でベッドの下に入れられたり、針金で生殖器を刺されたり、様々な方法で苦しめられる。

 一つのベッドに6人の学習者が詰められ、肩を立てなければならず、夜中に便所から帰ると寝る場所が消えてしまう。合同訓練隊で拘禁された人は、ほとんど疥癬になり、皮膚の表面は化膿し、傷痕が一生に残る。

 ◎文偉竜さんと王亜竜さんは、甘粛省天水刑務所に拘禁される

 明慧ネット昨年11月3日の報道によると、甘粛省の学習者・文偉竜さんと王亜竜さんは、江沢民を告訴したとの理由で、昨年4月13日に不当に連行され、10月25日、甘粛省天水第3刑務所に拘禁された。文偉竜さんは5カ月間断食し、強行に灌食され、体の状態が心配である。

 ◎許暁琴さんは、重慶刑務所で苦しめられる

 明慧ネット昨年11月13日の報道によると、重慶市の学習者・許暁琴さんは、2014年に懲役3年の判決を下され、刑務所で迫害され、精神と肉体ともに大きな打撃を受けた。

 2014年5月1日、許さんは法輪功の資料を配布したため、永川区公安局の国保支隊に不当に連行された。警官は許さんをトラの椅子に縛り付け「自白しなければ、隣部屋の強姦犯らに強姦させる!」と大声で喚いた。

 3カ月後、許さんは重慶女子刑務所に拘禁され、強制に法輪功を誹謗中傷するものを見させられ、食事に不明な薬を入れられ、立つ姿勢を強制され、殴られ、冷たい水をかけられ、服を脱がされてブラジャーとショーツだけで、通路に立たされ、寒い風に当てられるなどの方法で苦しめられた。

 ◎チチハル市の趙文山さんは、泰来刑務所で迫害を受ける

 明慧ネット昨年11月23日の報道によると、趙文山さんは放浪生活してから3年後、2006年4月に不当に連行され、懲役10年の判決を下され、泰来刑務所に拘禁された。刑務所で、趙さんは7日連続して睡眠できず、服を全部脱がされ、「大」の形に十字架に縛り付けられ、氷水をかけられ凍え死ぬところだった。

 ◎趙衛東さんは12年の冤罪、悲惨で苦しみを嘗め尽くした

 山東省泰安市の趙衛東さんは、懲役12年の重刑を下され、2004年10月に済寧運城刑務所に拘禁され、11月5日に山東省刑務所に移送された。猛暑にもかかわらず、十数平方メートルの監室に数十人がぎっしりと詰められ(最も多い時は49人)、26日連続して眠ることを許さず、しゃがむ姿勢を強制され、目を閉じると蹴られ、髪と耳を引っ張られ、毎日の殴られる回数が数えきれないほど殴られる。数人の警官らは同時に乱暴を働き、雑巾で趙さんの口を塞いで、殴ったり皮靴の先を口に突っ込んだり、踏みつけたりした。趙さんの鼻血が止まらず、顔が腫れ上がり、人間に見えなくなった。

 ◎付燕さんは、吉林省女子刑務所で「厳管」される

 明慧ネット昨年11月18日の報道によると、長春市の付燕さんは、昨年8月の初め、懲役3年の判決を下された後、吉林省の女子刑務所に拘禁された。現在、付さんは第8監区で「厳管」されている。

'付燕飞和她的儿子'
付燕さんと息子さん

 ◎劉春泉さんは、10年の冤罪を経てまた3年の冤罪判決

 明慧ネット昨年11月19日の報道によると、湖南省の劉春泉さん(64)は、10年の冤罪を経て、昨年8月にまた3年3カ月の冤罪を重ねられた。現在、劉さんは攸県網嶺刑務所に拘禁されている。

 劉さんはかつて長沙刑務所、益陽赤山刑務所、常徳武陵刑務所で、転々と迫害を受けた。期間中、劉さんは「大」の字の形に窓側に45日間吊し上げられる等、様々な拷問を受けたり、手段で苦しめられた。

 中共酷刑示意图:吊铐 
拷問のイメージ図:吊し上げられ

 ◎天津茶淀前進刑務所の暗黒

 明慧ネット昨年10月19日の報道によると、前進刑務所は表で「人間性」 「春風のように教育」を唱えながら、実際には悪辣で、正真正銘の人間地獄である。17年間、多くの学習者が前進刑務所で迫害されて、大きな打撃を受けた。

 ◎楊福静さんは、天津女子刑務所で病状が悪化

 明慧ネット昨年8月22日の報道によると、天津市寧河区の学習者・楊福静(57)さんは、懲役3年6カ月の判決を下され、昨年7月6日に天津女子刑務所に拘禁された。

'法轮功学员杨福静'
楊福静さん

 1カ月後、楊さんの家族は刑務所の電話を受け、楊さんが病気になり、5千元を持ってきて欲しいという。8月10日、家族はお金を持って刑務所に行った。目の前の楊さんは、やつれていて点滴を受けていた。家族は、楊さんが深刻な糖尿病、丹毒を患っていることを知った。

 家族は一時出所を強く求めたが、刑務所側は「軽い症状、大したことがない」と言った。刑務所は楊さんを解放せず、病院での治療もさせず、情況が心配である。

(続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/6/340475.html )