【明慧日本2017年年8月9日】(英国=明慧記者・李欣慈)18年前の1999年7.20に、中国共産党元国家主席・江沢民の独断で、狂ったような法輪功に対する不当な弾圧と迫害を発動した。この弾圧は、文化大革命のときの方式そのままであった。
18年来、全世界78カ国と地域の法輪功学習者が強靭で不屈な精神でもって、平和で理性的にこの迫害に反対し、絶えることなく世界の人々に法輪功の真相を伝え続けてきた。この迫害に対して正義ある声援を呼びかけると共に、中共が「真・善・忍」の信奉者に対するジェノサイドと、特に中共が行っている法輪功学習者の生体から臓器を収奪し、売買をしている暴行を制止するためである。
7月23日、平和で理性的な18年間に及ぶこの迫害に反対する活動を記念するため、イギリスの法輪功学習者と欧州の天国楽団がロンドンの中国大使館の前で迫害反対の集会を開いた。
当日の午前、イギリスの法輪功学習者はロンドン中国大使館の前で集会を開いた。多くの国会議員から学習者の活動を支持する書簡が送られた。書簡は中共の迫害および強制的に臓器狩りを行っていることを譴責していた。
国会議員 「国際社会が共に、中共の法輪功に対する迫害に反対すべきです」
イギリスのイアン・マレー(Ian Murray MP)議員は書簡の中で、「迫害が始まってから、すでに18年になります。発生すべきではないこの迫害は依然として続いており、受け入れられないことです」
「中共は強制的に臓器摘出の訴えに対して、責任を取らなければなりません」、「かつ、国際社会が一緒になって中共の法輪功に対する迫害に反対すべきで、一致団結して一切の形式的な民族主義と不平等に反対しなければなりません」と書かれている。
クリス・ロー(Chris Law MP)議員は書簡の中で、「法輪功学習者に対する迫害がまだ続いています。彼らはひもじく、殴打され、スタンガンで電撃されており、これらは人権に対する攻撃で、我々は西洋人として継続的に彼らに関心を寄せなければなりません」
「絶えず増え続ける確実な証拠が表していますが、彼らは多く標的にされ、自らの意志ではなく臓器のドナーにさせられ、腎臓、肝臓、心臓など多くの臓器が含まれています。どれだけの人たちが(臓器のドナーにさせられたのか)、私たちはわかりません」
「私たちは必ず継続的に中国の習近平主席に国際的な圧力をかけなければならず、こうすることで法輪功の迫害を始めた元凶らを法の下で裁かくことを促すことができます」と記されていた。
ジム・シャノン(Jim Shannon MP )議員は書簡の中でこのように記した。「7月20日、私たちが記憶しているのは、法輪功学習者が中国で18年の間残酷な迫害を受けてきたことです。法輪功学習者は「真・善・忍」を準則として信仰するために迫害に遭い、無数の家庭が離散させられ、無数の人が命を失われています」
「資源と内部情報を掌握している中共は、未だに良心の囚人から臓器を摘出していないという情報を何も提出していません」
ジョン・クラダス(Jon Cruddas MP)議員は、「私が知っているところ、『真・善・忍』に対する信仰を実践するために、多くの法輪功学習者が移植手術のためのドナーにさせられ、拘禁されたりや殺害に遭っています。このことに驚愕させられています」
「その臓器移植で得た莫大な利益も、私を驚かせています。例えば肝臓が10万ポンド、腎臓が4万8千ポンドです。これが中国が推進している臓器移植ツーリズムの要因かもしれず、人々に非常に注目されています。私は英国人がこの犯罪の加害者にならないように希望します」と、書簡の中で述べた。
ダニエル・アーティスト(Daniel Zeichner MP)議員は書簡の中で、「英国政府は(強制的な臓器摘出)について、必ず中国政府に深入りした問題を提起しなければならず、この問題においてどのような役割を担えばよいのかを考え、かつ、国連と協力して相関する独立した調査をすべきです。調査で強制的な臓器摘出を確実に停止させるには、英国民が中国への臓器移植ツーリストを禁止することです」
「英国政府は必ず中国政府にこの問題を提起し続け、同時に人々が持つべき自由と権利を尊重するよう促していくべきです」と記している。
法輪大法の素晴らしさと、残酷な迫害を体験して、世の人に真相を早く知るように呼びかける
中国から集会に参加した2人の学習者は、記者会見の席で自らの修煉したあと、多くの恩恵を受けたことや、残酷な迫害を受けた経歴を語った。
現在、英国に在住している宋美英さんは、元北京で弁護士をしていた。2001年6月、法輪大法の修煉を始めた。彼女は「私は大法を修煉する前は、重症の鼻炎、咽喉炎と不眠症を患っていました。修煉して数日後、これらの病状が消え去りました。さらに重要なのは「真・善・忍」を基準とし、生活し、仕事をし、他人に優しく接し、他人の角度から問題を見ることができるようになりました。法輪功は私をますます善良にし、寛容になり、利益の得失を気にしなくなり、心の底から清浄で、穏やかで、爽快な心地よさを感受できるようになりました」と話した。
「2010年5月7日早朝、7歳の娘が牛乳を取りに行きドアを開けた途端に、5人の警察官が強行して部屋に押し入り、不当に家宅捜索を行い、我が家にあった貴重な法輪功関連書籍、および携帯電話、MP3とMP4などを全部押収され、私を連行して、押収した物品を証拠とし、私を労働教養所に移送しました」
「北京市女子労働教養所に収容された私は、8カ月近く独房に閉じ込められ、小さな小さな椅子に座らされ、両足と膝をくっつけさせられ、5本の指を伸ばして膝の上に置くようにと言われました。刑務官が囚人を監視役につけ、目を閉じたり、動いたりすることが許されず、私の両足が腫れ上がり、お尻が腐ったような状態になりました」
「睡眠時間を与えないのが学習者を痛めつける一つの方法で、長時間睡眠を取らせないことで、心身ともに苦痛を与えるのです。私を閉じ込めた独房はとても陰湿で寒く、家族が持って来てくれた衣服を全部着ても寒さで震えていました。長い期間、入浴することや、洗濯、家族への電話を禁止させられました。私たちの法輪功に対する態度によっては、警察官は随時に私たちの基本的人権を剥奪して、拷問を加えました」と語った。
もう1人の法輪功学習者の喬さんは、自身が受けた迫害の経歴を話した。「大法を修煉してから、私の健康に大きな改善が得られ、長年の胃腸病が完治しました。心にも浄化を得られ、私と妻は『真・善・忍』の法理に基いて自分を照らして、努力して誠実で、善良で、寛容で、平和的で、他人のために考える、楽観的な生命になろうとしています」
「2009年6月、私と妻が自宅にいたところ国家保安大隊の警官に連行されました。その後、強引に自白を強要され、手錠で身動きの取れないように手のひら大の小さな椅子に固定し(拷問の一つ)、70時間以上もこの小さな椅子に座り続けることを強いられました」
「その後、私は不当に懲役3年の実刑判決を受けました。刑務所の中で私は重労働を強いられ、当時、60歳の私は、強制的に土を掘る仕事をさせられました。囚人を監視役につけ、疲労困憊して動けなくなったり、ノルマを達成できない時は強く平手打ちされました。昼休みの時間も休ませないで、壁に向かって立たせ、午後からはみなと同じうに重労働をさせられました」
「親族の面会や電話を禁止され、肉体的にも精神的にも重圧をかけられ、糖尿病の症状が現れ血糖値が17・5に達し、合併症も現れ正常な視力だったのが、0・01の視力まで低下し、足の皮膚が腐乱したのにも関わらず、刑務所は治療を全くしてくれませんでした」と辛かった刑務所生活を話した。
彼らが遭遇した18年間の中共の迫害は氷山の一角に過ぎません。彼らの話を聞いた人々は法輪功の真相を知り、中共邪悪の本質を見破り、内心から中共を放棄して、正義と良知のある側を選択し、自分の素晴らしい未来を選択した。