米国務省 法輪功学習者の代表5人と面談
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 【明慧日本2020年7月27日】法輪功学習者に対する迫害に反対する活動が2020年7月20日で21年目を迎えた。米国国務省人権、民主と雇用問題担当責任者・ロバート・デストロ米国国務次官補は、法輪功学習者の代表5人と面談し、サミュエル・ブラウンバック国際宗教自由大使も電話リンクで参加した。

 法輪功学習者代表で法輪大法情報センター常務理事のレヴィ・ブロウデ氏は、米国政府の様々な面での支援に感謝し、米国政府の長年にわたる支援は、米国の法輪功学習者と中国で迫害されている学習者の双方にとって、大きな支えと励ましになっていると述べた。 ブロウデ氏はさらに、トランプ大統領が伝統回帰に努力されていることに称賛した。

 ブロウデ氏は、中国共産党(以下、中共)による迫害が始まり21年後の今日、中共は法輪功に対する迫害を一向に止める気配がなく、学習者からの臓器狩りが依然として行なわれている。中共ウイルスの感染が深刻な期間中でも、中共は法輪功への迫害を停止しなかったと述べた。

 法輪功に対する迫害は21世紀に入って、中共が最初に起こした大規模な迫害であり、洗脳、転向、拷問などのあらゆる迫害方法を法輪功学習者で実験し、そしてほかの団体の迫害にも使用している。生体臓器狩りにおいてもそうであるとブロウデ氏は述べた。

 中国国内の法輪功学習者は21年来、自分たちが深刻な迫害を受ける状況下で、無数の家庭で真相拠点を立ち上げ、たゆまず億万人の中国国民に法輪功学習者に対して迫害の実態を伝え続けている。彼らに善悪を認識させ、良知を呼び覚まさせている。このことは中国の国民にとっても、中国と密接な関係にある国にとっても重要な意義を持つとブロウデ氏は話した。

 南京師範大学ロシア語の元教授・張玉華博士は2019年、米国国務省主催の第二回国際宗教自由大臣級会議に招待され、夫・馬振宇さんと自分が受けた迫害について語った。張玉華博士は、米政府が夫の救出に尽力したことに感謝し、明慧ネットの報道では中国の蘇州刑務所は夫に対して拷問を行ない、信仰に対する放棄を強要していることを報告した。張玉華博士は、「私の夫に対する迫害は、一人一人の法輪功学習者に対しても行なわれています。信仰を放棄するということは精神的に苦痛を伴いますが、そうしなければ肉体的に苦痛を与えられてしまいます」と述べた。米国政府に継続して支持と手助けを希望していると話した。

 デストロ米国務次官補と、ブラウンバック大使は多くの質問を行ない、特に中共の生体臓器狩りや香港安全法の下で法輪功学習者に与える影響に関心を寄せていた。彼らは法輪功学習者が受けるジェノサイド的な迫害に同情し、同時に21年来の法輪功学習者の信仰を守り、暴政に抵抗したことに敬意を表した。そして法輪功学習者に対して続けて弛まない努力を励まし、随時に米国政府に迫害の状況を報告するよう求めた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/21/409343.html)
 
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