カナダの学習者・林慎立さん 姉の釈放を中国領事館に求める
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 【明慧日本2020年7月19日】(カナダ=明慧記者)カナダ・トロントの法輪功学習者たちは7月14日の午前12時、中国駐トロント領事館の前で記者会見を開いた。トロントの法輪功学習者・林慎立さんは、上海の長寧区の拘置所に監禁され、残酷な迫害を受けている姉・林秋芃さんの釈放を求めた。

'图1:多伦多法轮功学员林慎立(中)在新闻发布会上呼吁营救姐姐林秋芃。'

中国領事館の前で姉の釈放を求める林慎立さん(中央)

 法輪功学習者・林秋芃さんは5月29日、上海市の長寧公安の警官らに強制的に連行された。しかし警官はいかなる書類も提出しなかった。林さんが連行された一週間後、家族は警察からの通知を受けた。林さんに対する拘束期間はすでに法に定めた期間を超えているが、釈放の気配がなく、さらに残酷な迫害を企んでいるという。警察は証拠を集めに難航し、今度は証拠をでっち上げて林さんを実刑に処したいようだ。林さんが依頼した弁護士が警察を訪ねたが、警察は応対しなかった。弁護士は林さんの案件を担当する責任者を尋ね、林さんに接見したいと申し込んだが、誰一人答えようとしなかった。

 74歳になる林秋芃さんは法輪功を修煉して22年が経ち、いつも「真・善・忍」の基準で自分を律して善い人を目指してる。会社では良い職員であり、家では良き母であり、社会においては善良な市民である。物事を行なう時は他人の事を先に考えるようになり、無私で現代社会の良い人の基準をはるかに超えた良い人になっている。社会や国にとっても、いかなる人にとっても百利があっても一害なしなのである。このような善良な人が中国においてかえって迫害の対象となり、その迫害は74歳の林さんにとって精神的にも肉体的にも極めて残酷なものである。

 弟の林慎立さんは、「姉は法輪功を修煉するまでは健康状態が悪く、血尿や髪が抜けるなどの病気を患っていました。修煉してから間もなくこれらの病状が消え去り、身体がとても軽やかになり、不思議なのは新しい髪が生えてきたのです。元気になった姉を見た家族は奇跡のように思っていました。修煉する前の姉はおしゃべりで正直で人助けが好きだったのです。修煉したあとはよくない性格を改め家事は1人で全部こなすようになり、子どもに負担がかからないようにしました」と話した。

 林慎立さんは中共(中国共産党)の姉に対する迫害を停止し、即時の釈放を求めた。「江沢民はよこしまな中共組織を利用して、個人的な嫉妬から法輪功に対する迫害を意図的に発動しました。しかし法律上、法輪功の犯罪を一つも見つけることができず、中国が定めた14の邪教の中で法輪功は含まれていません。つまり法輪功に対する罪名は江沢民が中共組織を利用して捏造されたもので、法輪功の修煉は中国において合法的であり、姉の真相の資料配りも法的に許されています。警察は無理やり姉に罪名を着せようとしていますが、ここで上海の長寧区の公安警察に忠告しておきます。強制的な連行と監禁は違法です、現在の中国での情勢でも分かるはずです。凶器を捨て去り、あなた達が法輪功に対して犯したすべての罪を懺悔し、直ちに姉を釈放して中共から遠ざかり、中共の副葬品になってはなりません。すべての法輪学習者に善をもって接し、実際の行動で法輪功に対して犯した罪を洗い流して、自分たちに未来が残されるように努力し、自分たちの家族に安泰をもたらしましょう」と、林慎立さんは自分の心境を語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/15/409042.html)
 
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