大法の修煉がもたらした奇跡
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年7月12日】私は1961年に中国東北の農村部で3世代が一緒に住む10人の大家族に生まれました。 当時はちょうど中国共産党(以下、中共)の推進した「大躍進政策」(※)による飢饉の時代で、田舎では木まで全て食べ尽くされていました。 母は私を妊娠していた頃、「灰菜(カイサイ)」という野草を食べて中毒になり、何日も身体が腫れていました。私は生まれてから、右耳から近い部分を除いて、頭全体を含めて皮膚は化膿しただれていました。4歳前までは横たわっているしかなく、横になって1つの姿勢しか取らないため、頭が変形してしまいました。私が生後1ヶ月にならないうちに母がA型肝炎に感染してしまい、私は離乳食を始めるしかありませんでした。トウモロコシのペーストとソルガムきびのスープしかなく、それも量が足りませんでした。

 九死一生を得て生き延びたものの、体はやはり痩せて弱っているように見えました。手足は少し捻じれていて、頭は左側が突き出ていました。右側が凹んでいたため、顔全体のバランスを失っていました。顔や目は左側が大きく、右側が小さく、頭、首、口などがアンバランスで、ひと目で不自然さが分かりました。田舎では身体が弱くて農作業ができないと差別されました。何もすることがない時に私は学生時代の教科書を持ち歩いていましたが、ちょうどその時大学受験が再開されました。私は一生懸命に勉強して大学に受かり、やっと衣食の問題が解決できました。

 仕事をし始めてから、病気になると医者に診てもらえる様になりました。数か所で診断してもらった結果、私の五臓六腑すべてに病があって健康ではありませんでした。現代の医療水準では治すことができず、維持し続けることしかできませんでした。 つまり、私はこれから何の希望も持てず、死ぬまで病と一緒に生きていくしかありませんでした。

 1997年4月下旬、たった5日間煉功しただけで、10年以上苦しんでいた胃潰瘍と神経衰弱の症状が完全に消え、再発しなくなった人を目のあたりにしました。 信じられませんでしたがそれは事実だったので、私は大法に対して理解しようと思いました。

 『轉法輪』の第七講では禁煙についてこう書かれています。「あなたはやめたければ必ずやめられます」、「この本を読む人でも、この部分を読めば同じ作用があります」。当時私は喫煙をしており、6回の禁煙にチャレンジしましたが失敗し、さらに悪化した様に感じました。 私はとにかく『轉法輪』の第七講だけを読みたいと思い、そして読み終わった後、私は禁煙に成功しました。それは忘れもしない、1997年5月18日でした。

 禁煙に成功して間もなく、長年悩まされていたリウマチ性の腰部の損傷が急に改善されました。以前は背もたれのないスツールに座ったり、扇風機にあたったり、重いものを運んだりすると腰が痛みましたが、今は何をしても本当に痛くなくなりました。腰痛のようなしつこい病気が治療せずに治りました。また、それまであったパニック障害や呼吸困難、消化不良などの症状も現れなくなりました。

 この一連の奇跡は、私の世界観に大きな影響を与え、生まれた時から注がれていた「無神論」がほとんど消えてしまい、頭の中が真っ白になりました。その変化は始まったばかりで、様々な奇跡はまだ続いていました。

 私の両足の裏には魚の目が二つずつできていて、合計4つありました。歩くのが非常に困難で、一歩一歩気をつけながら歩いていました。至る所で治療を求めましたが、どんどん悪化する一方でした。 長年痛めつけられていた4つの魚の目がある日突然消え、まるで魚の目がそもそもなかったかのような綺麗な肌になり傷跡が全くありませんでした。これも大法が生み出した奇跡だと確信しています。

 このような人生経験があったので、名、利、情を見てみると以前とは異なるものに見えて来ました。返本帰真が人生の唯一の目的であることを真に認識できた時、大法弟子になろうとするのは当然のことです。また病気治療や健康保持などの執着がなくなり、ほかでもなく本当の修煉を始めたのです。
 1997年9月1日から集団煉功に参加し始めました。一週間も経たないうちに、会社では初めて年に一度の健康診断がありました。私はあまり深く考えずに皆と一緒に健康診断に行きました。歯医者さんが健診票の各項目に「正常」と書いてくれた時、私は自分を抑えきれず、「私には口腔疾患があります!」と言いました。医者は真面目に「あなたの歯周病、歯茎、喉の病気がひどかったのが分かりますし、今もまだ完治していません、しかし、医学的基準では治ったとみなされ、治療の必要はありません。どんな方法を使ったか知りませんが、あなたはそれを必ず継続してください」と言いました。私の驚きの表情に、医者は微笑んで、「病気のある患者さんは断りません、患者が多いほど、医師の受け取るボーナスが多くなるのです から」と付け加えました。胸部レントゲンでは、左右両側に幅1~2ミリメートルの間隔で明るい直線が映っていました。大法弟子ならみな知っていますが、ほかでもなく貫通両極法(かんつうりょうきょくほう)(※)の両手の動きと重なった所です。2、3人の医者は裸の私をレントゲン機に横倒しさせ、繰り返し検査しては非常に長い時間たってから、最終的に病気ではなく大胸筋が発達しすぎていると結論付けました。しかし、それが説明がつかないことだと彼ら自身も知っていました。

 今回の健康診断を通して、煉功により現れた現象を病院では理解できないことを実感し、それ以降は病院に行って医者に診てもらわないだけでなく、健康診断にも行かなくなりました。

 12年後、会社の同僚たちは年を取るにつれて、それぞれ病気の症状が現れました。彼らはそれぞれ異なる考えで、いたずらでもするのように私を健康診断に引っ張って行こうとしました。私は身長と体重の検査だけしてもらうだけでも良いと思いました。仕方なく健康診断に行きました。20歳から40歳になるまでの間に3回厳しい健康診断を受けたことがありますが、記録はすべて身長が1.78メートルになっていましたが、今回は50歳になろうとしていましたが、身長は1.80メートルで、体重は75キログラムでした。B超音波の検査は普段の4倍の時間をかけても検査が終わりませんでした。医者の話によると、肝臓に明るい光があり脂肪肝のように見えますが、よく見るととても健康的で光の源が見つからない、どうして光があるかが分からないということで医者は非常に戸惑っていましたが、真面目に「これは病気ではない」と断言してくれました。

 修煉すると病気治療はしませんが、身体を浄化してくれます。大法を修煉してから、しばしば吐いたり、便に汚い血がついたりしましたが、すぐに体が軽くなり健康になりました。身体に現れたこれらの内部浄化の変化に対して、医者は専門機器で見つけ出すことができます。そして、身体の表面的な表れである浄化作用は十分に明らかで、肉眼で見ても分かります。毛穴から膿や血などが排出されることで汚れをなくし、このような洗浄は全身の毛穴の中で絶え間なく繰り返され規則的に行われます。 こうして体内の毒素や病気をなくして行くのです。感覚的には、頭の膿疱、顔の腫れ物やニキビ、首のリンパ節の腫れなど体の様々の膨れものが氷や雪が溶けていくように、大きなものは小さくなり、小さなものはさらに小さくなり、最後には消えていきました。同時に、頭の左側の突き出た部分の毛穴がきれいになった後に小さな穴になり、突起した部分は、徐々に凹んでいきました。右側の凹んだ部位は毛穴がきれいになった後に健康的な細胞組織が生まれてきました。全体的に突き出た部分が消え、凹んだ部分が盛り上がってきました。この過程は全身の毛穴でも順序よく行われ、細かく静かに身体を変化させ、頭の変形を矯正していきました。顔のバランスが整ってきて、顔のシワが減ってゆき、頭や首、口元が正常な位置に戻ってきました。痩せて弱かった身体、捻じれていた手足に変化がおき、肩や背中がだんだんと広くなり、丸みを帯びたお尻と真っ直ぐな足になってきました。

 そして私の身体は急速に変化していきました(ただの描写ではなく、明らかな変化です)。私のことをよく知っている人の中で、最近、私に会ったことのない人は私を見て変わったと感じていましたが、具体的にどこが変わったのかが分かりませんでした。久しぶりに会った人達の反応はもっと強くありました。一度、久しぶりに地元に帰ったら、姉が私を見て「びっくり!」と叫びました。田舎の言葉でいうと「昔はモヤシみたいだったけど、今は牛のようにたくましくなった」ということです。

 昔の同級生の友人に会いに行った時のことですが、5年ぶりに再会した時彼は驚いて、「なぜこんなに痩せたんだ、60キロはあるのか?」と聞かれました。「体重は75キロあります」と伝えると、彼は私の周りをぐるりと一周して、上から下へと眺めながら「痩せるべき所が痩せ、太るべき所が太った、身体の密度が増したんだね」と言いました。

 私は写真を見ただけで混雑している群衆の中から「特定の人」を見分けることができる警察官を知っています。彼は特別な訓練を受け特殊なスキルを身につけていました。10年ぶりに出あった時、彼は「すぐにわかったよ、よく見ると眉毛も目も同じだけど、ずいぶんと変わったね、他は全部変わってしまった、もうあなたではない様だ」と言いました。この事は銀行で実証されました。私はIDカードを持って、銀行のIT窓口に行ったところ、顔認証システムが私ではないと判別しました、係の人がいる窓口では 問題ありませんでした。

 また、短期間あっていない人に再会してもやはり大きな変化がありました。 5カ月後に、一人の老人に会いに行った時、その老人は「大法を修めて、貴方はあまりにも多くのものを得ることが出来ましたね。前回会った時はまだ口が歪んでいたが、今回は真ん中に来ている、また以前歪んでいた所がどこなのかがまったく分からない、大法は素晴らしい、師父は偉大です」と真面目に言うまで、ずっと私から目を離しませんでした。

 大法を修煉してから起きたこれらの変化は、精進して着実に修めるように常に私を激励するだけではなく、私が大法を宣伝し、真相を伝える時にも大変役に立っています。事実を語るのは言うまでもありません。 多くの人が私に会うと、「法輪大法は素晴らしい」と言ってくれます。

 大法は私にあまりにもたくさんのものを与えてくださいました。佛恩は言葉で言い表すことができません。感謝の言葉をいくら言っても師父への感謝の気持ちを十分に言い表すことができません。

(※)大躍進政策とは、毛沢東は、反対派を粛清し、合作社・人民公社・大食堂など国民の財産を全て没収して共有化する共産主義政策を推進した。

(※)貫通両極法(かんつうりょうきょくほう):煉功の五式の動作の中の三番目、貫通両極法は宇宙のエネルギーと体内のエネルギーを混ぜ合わせ貫通する法である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/7/407503.html)
 
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