昆明市の王匯真さん 計13年迫害を受ける
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 【明慧日本2020年7月10日】雲南省昆明市の法輪功学習者・王匯真(カイシン)さんはこれまで2年の労働教養を強いられ、3回にわたって計11年の実刑判決を下された。2019年9月、王さんは再度連行され、深刻な腹水症状が現れたため解放された。

 王匯真さんは女性で、1957年に生まれ、広告会社の職員であった。2001年5月、王さんは事務室で法輪功の真相手紙をコピーしたため同事務室の主任に通報された。6日後、昆明市公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官により家宅捜索を受け、連行され、2年の労働教養を強いられた。

 2002年8月、王さんは労働教養を終わらせて帰宅したが、会社に続けて雇用されず、ただ同年10月から毎月700元(1万500円)の生活費だけを支給されていた。

 2003年9月、王さんは昆明市のある公園で市民に真相を伝えていた際、公園の管理者に通報され、現地の国内安全保衛部門の警官らにより連行され、家宅捜索を受け、懲役4年の実刑判決を言い渡された。

 2008年4月、王さんはある住宅区で真相資料を配布していた際、警備員に通報され、現地の警官により連行され、家宅捜索を受け、再度懲役4年の実刑判決を言い渡された。雲南省第二女子刑務所で連続3カ月小さい椅子に座ることを強要され、そのため足が腫れあがり、お尻が潰れ、血圧が高くなった。2011年6月に解放された。

 2012年5月、王さんは在宅のまま再び連行された。当時、王さん宅を訪れて来たもう1人の学習者・蔡文慧さんも連行された。王さんは懲役3年の実刑判決、蔡さんは4年の実刑判決を言い渡された。

 2019年9月25日、王さんと訪れて来ていた他の学習者たちの6人で自宅で学法をしていた際、押し入って来た警官らにより連行された。その内の4人は70歳以上のため、当日の夜解放された。王さんは深刻な腹水で、張良さんは血圧が高いため、2人とも翌日解放された。

 学習者・何春蓮さんは解放されたばかりの王さん宅を訪れた際、待ち伏せていた警官らにより連行され、2019年11月2日、逮捕状が公布された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/21/407935.html)
 
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