江西省の学習者・汪維清さん懲役5年の実刑判決
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 【明慧日本2020年7月6日】(中国江西省=明慧記者)中国江西省九江市の法輪功学習者・汪維清さん(女性)は、「真・善・忍」にもとづいて良い人になることを許されず、強制連行され懲役5年の実刑判決を受けた。汪さんは冤罪に不服として控訴したが、2020年4月7日、九江市中級法院(高裁)は控訴を差し戻し冤罪が確定した。

 汪さんは1969年3月江西省九江市に生まれ、九江市にある会社の会計士である。彼女は家族の金銭トラブルで拘留されている間、法輪功学習者に出会い、学習者の不屈な精神に感動し修煉を始めた。そして彼女は大法の奥深さに惹かれ修煉に精進した。

 2018年8月13日、汪さんは真相資料を貼り付けていた際、私服の警官に強制連行された。濂溪区長虹派出所で拷問を受け、両足と両手が鉄の椅子に長時間固定され、不当に13日間拘留された。

 2019年6月11日の夜7時40分前後、汪さんは九江市で真相資料を貼り付けていたところ、真相を知らない市民に通報され警官に強制連行された。

 当日の夜、警察は汪さんの住居を不当に捜査し、大法書籍9冊、カラー表紙の書籍、ノート型パソコン、プレーヤー、MP4などの私有物を持ち去った。

 翌日の12日、九江市公安局は汪さんを刑事拘留にし、同年7月16日不当に逮捕した。

 2019年12月26日、汪さんは永修県法院に「邪教組織法律の実施を妨害した罪」(しかし邪教組織には法輪功が含まれていない)で、懲役5年の実刑判決と、罰金2万元(304,275円)を言い渡された。

 汪さんは冤罪による判決を不服として、九江市中級法院に控訴したが、中級法院は2020年4月7日、控訴を差し戻して刑が確定した。

 事実上、法輪大法は、学習者が真・善・忍にもとづいて良い人をめざし、道徳を高め家庭や社会に良い影響をもたらしている。それは法律に符合しているだけでなく、本来なら表彰されるべきなのに、しかし中国においては逮捕され裁判を受けさせられるのである。学習者は迫害の真相を伝え、社会の正義と良心を守りながら正当に扱われるのは、憲法に付与された権利なのである。

 「文革」からすでに数十年が過ぎ去ったが、現在の中国においても偽の「法律」の下で、良い人を迫害する悲劇が繰り返されている、このような社会に生活していることを悲しむべきではないか? なぜ流れに身を任せているのか? いかなる口実であっても善良な法輪功学習者を迫害する行為は、必ず歴史の審判を受けるのだ。1人1人がこの是か非かの前で自己の最低の善良を守り、もうすぐ結末を迎えることになる。人が治めなければ天が治めるのだ。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/2/408443.html)
 
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