【明慧日本2020年6月17日】明慧ネットの統計によると、2020年の1月から5月において、中国では法輪功学習者である社会のエリートたちが、さまざまな残忍な迫害を受けているという。そのうちの少なくとも4人が、迫害されて死亡し、9人が不当な判決を宣告され、7人が不当に開廷され、5人を罪に陥れる資料が検察庁と裁判所に送られ、34人が身柄を拘束され、4人が嫌がらせを受けた。これらの学習者は国家公務員、副局長、教授、副教授、医者、経理担当者、デザインナー、警官、復員将校、教師、校長、病院の院長など社会を支えるエリート達で、「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指しているだけで、中国共産党（以下、中共）にひどく迫害され続けている。
一、航空エンジニア、軍医、校長、音楽教師が迫害され、死亡
◇遼寧省瀋陽市の航空エンジニア、法輪功学習者の胡林さん（47）は、2019年5月23日、法輪功の資料を配布した時に身柄を拘束され、懲役2年の実刑判決を宣告された。2020年2月16日、瀋陽市瀋北尹家郷康家山刑務所で迫害されて死亡した。
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胡林さん
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胡さんは法輪功を学んでいるという理由で、何度も身柄を拘束され、拘禁され、労働教養処分を科され、派出所で殴打され、手枷をかけられ、電撃され、拷問を受けたことがある。警官は長時間にわたり、胡さんの膝、指先、足の指先、生殖器を電撃した。また、ニンニクをおろして胡さんの目に入れたり、タバコの煙で目をいぶした。胡さんは留置場で「抑制帯」で拘束され、電撃され、睡眠を禁止され、奴役（どえき：奴隷のように酷使される）労働などの迫害を受けた。
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拷問イメージ図：電撃
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◇遼寧省本渓市の法輪功学習者、軍医の趙成林さんは2回不当な判決を宣告され、13年間拘禁された。身体は大きな障害を受け、2020年2月15日に他界した。享年58歳。
趙さんは本渓市橋頭高射砲部隊の元軍医（少佐）である。妻の王麗娟さんは本渓市商業学校の教員で、とても仲睦まじい幸せな家族であった。趙さんの母は長年寝たきりで身の回りの事ができないが、趙さん夫妻は全勢力で面倒を見ていたので、全く文句はなかった。中共による法輪功への迫害が始まり、軍人としての趙さんは少佐から本渓市伝染病院の医者に復員した。本渓公安局の警官らは趙さん夫妻を重点的に迫害を加えた。
趙さんは本渓市の労働教養所でベッドの上で四肢を引っ張られる辛い拷問を受けた。2002年10月、趙さんは渓湖区裁判所に懲役9年の不当な判決を宣告された。遼寧省瓦房店刑務所の警官は受刑者を指図し、趙さんが血を吐いて歩けないほど殴らせた。さらに2カ月ほど単独で拘束され、その結果、心身とも大きな障害を受けた。趙さんは2011年6月に解放された。
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2014年3月26日、趙さんは公園で中国伝統文化を復興するDVDを配布した際に、警官らに身柄を拘束され、頭部を打たれて意識不明になり、そのままパトカーで運ばれて、本渓市留置場に送られた。同年9月に、懲役4年の実刑判決を宣告された。瀋陽康家刑務所で拘禁されていた期間中に、「法輪大法は素晴らしい」と叫び、それが奴役の労働に抵抗したという理由で、真冬でもよく冷たい水をかけられた。趙さんは断食をして、これらの迫害に抗議したため、数本の歯はこじ開けられて抜け落ちた。
長年の拷問は趙さんの身体に大きな障害を与え、趙さんは2020年2月15日に死亡した。
◇遼寧省瀋陽市の元小学校校長で、法輪功学習者の李桂栄さんは2020年1月中旬に、遼寧省女子刑務所で迫害されて死亡した。享年78歳。
李さんは瀋陽市大東区合作街小学校の元校長で、「区の優秀校長TOP10」に選ばれたことがある。2006年10月に身柄を拘束され、懲役7年の不当な判決を宣告された。2015年2月、再び不当に連行され、瀋陽市渾南区裁判所に懲役5年の実刑判決を宣告され、遼寧省女子刑務所で拘禁された。警官は李さんを転向させるため、受刑者を指図して、李さんに暴行を加え、硬い靴底で李さんの両手を強く踏みつけさせた。その結果、李さんの手の甲はすぐに青紫色のこぶができ、全身も殴られて青紫色になった。また、髪の毛を引っ張られながら走らされたことがあり、大量の髪の毛が抜けた。さらに、36時間とか、60時間、ずっとしゃがんだままの状態でおらされたことがある。その期間は、食事や睡眠をとること、また、トイレにも行かせてもらえず、全て禁じられた。
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◇四川省綿陽市の音楽教師・張燕さん（46歳未婚女性）は法輪功を学んでいるとの理由で20年間、身柄を拘束、労働教養処分、5年の実刑判決、公職を追放されるなどさまざまな迫害を受け、不当に2208日間拘禁された。張さんは2020年2月11日他界した。
二、優秀な教師の高麗娟さんは、懲役9年の実刑判決と3万元の罰金
◇天津市濱海新区の優秀な教師・高麗娟さん（48）は、2017年12月28日に身柄を拘束され、2019年6月24日に、濱海新区裁判所で開廷された。2020年1月、懲役9年の不当な判決と罰金3万元（約45万円）を宣告された。情報によると、高さんはすでに控訴した。
明慧ネットの報道によると、2017年12月28日に天津市公安局は大勢の警官を派遣し、各区の公安局支局と下の組織の派出所の警官らは、天津市の学習者たちを不当に連行した。高さんを含む37人の学習者は身柄を拘束され、そのうちの少なくとも14人の学習者たちへ逮捕状が発付され、8人の学習者は不当な判決を宣告された。その中で最も重刑は懲役11年である。
天津市濱海新区裁判所は2019年6月24日、高さんの裁判を開廷した。弁護士の2人は高さんは無罪であると弁護した。この前、濱海新区裁判所は三度も高さんの裁判を不当に開廷しようとしたが、証拠不足で取り消された。弁護士は「証拠不足のまま、調査や証拠探しは3回を超えるとダメで、すでに3回を超えています。ですから、証拠は無効になります」と述べた。しかし、裁判官は上からの意思だと言って、高さんに重刑を宣告することにした。弁護士は関係者に中共の迫害に加担すると、将来、判決の実施側には、最後の責任を追及される日がきっと来ると忠告した。
しかし、中共の法曹機関関係者らは法律に背き、610弁公室の出した迫害の命令に従い、高さんに重刑を宣告した。
三、優秀な青年、教授、「省市の先進工作者」は不当に開廷
◇優秀な青年・王一帆さんは懲役5年の刑務所での拘禁が終わるが、再び開廷される
2019年12月、不当に5年間拘禁され、解放されてわずか7カ月の法輪功学習者・王一帆さん（36）は、人々に「法輪大法は素晴らしい」を教えたという理由だけで、再び身柄を拘束され、山東省威海市乳山市留置場に拘禁された。2020年5月15日、王さんに対し山東省栄成裁判所は開廷した。このことは家族には知らされず、出廷できなかった。
河北省石家荘市出身で、北京郵電大学を卒業した王さんは、ソフトウエア開発の仕事に携わった。2015年、王さんはネットカフェで、インターネット遮断を回避したという理由で、管理者に通報された。派出所に身柄を拘束され、唐山市裁判所に懲役5年の判決を宣告され、そして、河北省冀東第二刑務所でひどく迫害された。王さんの親は千里先から刑務所へ面会に行く度に非難された。2019年5月に王さんは解放されてから、親の現住地の山東省乳山市に移った。
同年12月に、王さんは乳山市白沙灘鎮常荘村の縁日で、人々に法輪功の真相を伝え、白沙灘辺境派出所に身柄を拘束され、刑事拘禁された。2020年5月15日、山東省栄成市裁判所は家族に知らせないまま、王さんの裁判を開廷した。
◇列車に乗車中に身柄を拘禁され、瀋陽市の副教授は不当に開廷される
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于春生さん |
瀋陽市の法輪功学習者・副教授の于春生さん（62）は2019年6月19日、列車に乗車中に、瀋陽北駅派出所の警官らに身柄を拘束された。2020年4月29日、瀋陽市于洪区裁判所は于さんの裁判を開廷した。武漢肺炎の拡散の期間中であり、法廷は遠隔で行なわれ、家族の傍聴は許されなかった。裁判官の郝星男はその場で判決を宣告しなかった。そして、情報によると、瀋陽市于洪区裁判所は宣告の前に、于さんの家族に罰金5000元（約7万6000円）を知らせてきたという。
于さんは瀋陽工業学院専門学校（現在は瀋陽理工大学に合併された）機械工程学部の副教授で学部のトップを勤めた。于さんは素朴でいつも優しい心を持ち、学生に誠実で、根気よく向かい、保護者のように学生の面倒を見ていた。1996年、于さんは法輪功を学んでからさらに自分の道徳を向上させ、教育と行政においてよくでき、学校では高い評価を得た。
1999年7.20、中共による法輪功への迫害が始まった。于さんは法輪功を学んでいるという理由で、すぐに学校の中共党員委員会に職務を解かれた。大きな精神的なプレッシャーを受けながらも、于さんは依然として仕事に情熱を注ぎ、2000年に教材（『NC工作機械のプログラミングおよび応用』）の編集を完成させ、2001年には高等教育出版社からこれを出版した。
于さんはかつて2回不当に拘禁され、教壇に立つ権利を奪われた。2001年12月、于さん夫妻は学校に騙され、瀋陽市張士教養所の洗脳班に連行され、外部との連絡を絶たれ、強制的にビデオ撮影された。
于さんは2019年6月19日、列車に乗車中、瀋陽北駅派出所の警官らに身柄を拘束され、その後、瀋陽鉄道公安局留置場に拘禁された。瀋陽鉄道運輸検察庁は7月3日、逮捕状を発付した。于さんは11月から12月の間、瀋陽市于洪区留置場に移送された。于さんの案件は最初瀋陽鉄道運輸検察庁に出され、その後、于洪区検察庁に移された。
于さんはいまだに拘禁されており、家族との電話での通話や面会、全ての連絡方法を禁じられている。
◇山東省カ沢市の「省市の先進工作者」は不当に開廷される
山東省カ沢市の法輪功学習者・王翠英さん（57）、趙愛真さんは、2020年1月15日午前、ケン城県裁判所で不当に開廷された。王さんの家族は弁護士を雇い、弁護士は王さんが無罪であることを弁護した。王さんと趙さんも法廷で国民には信仰の自由があること、法輪功を学ぶことは合法であると主張した。
王さんはカ沢市共産党学校に勤め、2018年に定年退職した。清廉潔白な仕事ぶりで職場では高く評価されていた。2008年から2009年「省の先進工作者」に選ばれ、2010年から2011年「市の先進工作者」にも選ばれた。さらに、全員投票で副部長のランクに選抜された。2013年に、労働教養処分が終わったが、上の職場で労働教養処分を理由に、職務を解かれ、拘禁された期間の給与も全て差し引かれた。
2019年3月7日の夕方、王さんは道端で法輪功の資料を配った際に、尾行していた牡丹区公安局の警官らに身柄を拘束された。2020年1月15日午前10時30分、王さん、趙さんは法廷に連れて来られ、開廷中はずっと手かせ、足かせをかけられたままであった。
王さんは「憲法によると、国民は信仰の自由があると定められています。私は法輪功を学び、心身とも受益しました。法輪功の資料を配るのも、人々に法輪功の恩恵を受けてもらいたいからです。いわゆる「法律の実施を破壊する罪」は権力のある人に限って言うことができます。一般国民は法律の実施を破壊することはありえません。法輪大法は佛法であり、世界の100以上の国と地域に広がり、大法の書籍である『轉法輪』は39の言語に翻訳され、中国だけで禁止されています。法輪功への迫害は国際社会に見せられないものです。審判長、審査員たちは自分の良知と善の念に従い、無条件で私たちを解放することを望みます。起訴者側も控訴を撤回してほしいです」と述べた。
弁護士は「『中華人民共和国の新聞出版総署第50号』は1999年の法輪功の書籍の禁止令を廃止しました。よって、中国で法輪功の書籍を印刷、所持することは合法です」と述べた。
裁判は午後1時すぎまで続けられ、最後には、いい加減に終わらせて判決を宣告しなかった。
四、教師、教授、医者、副局長が身柄を拘束され、家財を押収され、公職を追放され、給与の支給を停止させられる
◇雲南省昆明理工大学の楊淑仙教授が身柄を拘束される
雲南省昆明理工大学の楊淑仙教授（79歳女性）は2020年5月13日の10時頃に、自宅に侵入してきた昆明市文林派出所の警官らや、街道居民委員会と職場の関係者ら4、5人に身柄を拘束された。理由は楊さんが前日の12日の夜に資料を配布した際、監視カメラで撮られたという。関係者は法輪功の関連書籍、資料を押収し、楊さんを午後には解放すると言った。しかし、15日現在、楊さんはいまだに解放されていない。
◇蘭州市西北師範大学の教師が家財を押収され、監視される
甘粛省蘭州市西北師範大学の生命科学院の定年退職した元教師・王春華さん（70）は2000年に法輪功を学んでから、心身とも受益した。2020年2月25日の午前9時から12時まで、安寧区公安局支局培黎派出所の警官ら7、8人と私服の若い女性4、5人（街道事務所の書記も含む）は戸籍の確認を理由に、王さん宅のドアを開けさせ、何の書類も提示しないまま、家財を押収した。理由は王さんの自宅近くに法輪功の資料がたくさんあったからだという。王さんは証拠があるのかと問い詰めたが、彼らはないと答えた。
警官らが家財を押収した時に、王さんは法輪功の無実を伝え続けた。そのうちの30代の警官1人が共産党は良い、因果応報を信じないと言いながら、率先して法輪功の関連書籍、携帯電話を押収し、王さんのパソコンを起動して録画した。押収した物のリストの提示はなかった。そして、王さんの10本の指の全ての指紋を取り、両手の手のひらの手形取られた。さらに無理やり採血し、その後、関係者は王さんの自宅の周りを24時間監視した。
◇山西省運城市平陸県の教師・楊白雪さんが身柄を拘束
山西省運城市平陸県柳樹凹の法輪功学習者・楊白雪さんなど3人は2020年4月14日、野良仕事が終わってから自宅で法輪功の書物を勉強中に、突然地元派出所と平陸県公安局に「国内外の勢力と結託し、国家の安全を破壊する罪」を理由に身柄を拘束された。
楊さんは教師で、とても優しい人である。ある年の冬、道端の山積みのゴミの中から捨てられていた女の子2人を拾った。当時、1人は3歳、1人は4歳であった。1人は肺炎を患い、1人は話ができなかった。楊さんは2人を自宅に連れ帰り、優しく面倒を見て、法輪功の功法を教えた。しばらく経つと、話せない子は話せるようになり、肺炎の子も回復した。楊さんは2人の戸籍の登録手続きをした。しかし、このような楊さんも自宅で法輪功を学ぶだけで身柄を拘束された。
◇南昌市民政学校の高級講師・劉永英さんが殴打され、公職を追放され、年金を停止されるなどの迫害を受ける
江西省南昌市の法輪功学習者・劉永英さん（57歳女性）はかつて合計15年間にわたり、刑務所で拘禁されていた。2018年4月3日、再び南昌市青山湖区公安局に身柄を拘束され、懲役2年の判決を宣告された。2020年4月3日、刑期が満了したので家に戻されたが、公職は追放され、年金の支給も停止された。
劉さんは江西省民政学校の高級講師である。南昌市南京東路235号に在住する。1996年から法輪功を学び始め、心身とも受益した。職場でコツコツとまじめに働いた。1999年の7.20以降、劉さんは法輪功を学んでいるという理由だけで3回も拘禁され、2回労働教養処分を科され、懲役2年の判決を宣告された。その期間中、罵られ、殴打され、野蛮な灌食を受け、転向を強いられ、独房に入れられて拘禁され、長時間にわたるきつい労働など非人道的な迫害を受けた。2019年4月3日、劉さんは解放された時にはふらふらと歩き、痩せこけ、ほとんどの歯が抜け落ち、表情が死んでいて、息子すらも自分の母親とわからないくらいまで、痩せこけていた状態だった。
2020年4月中旬、劉さんは省の社会保険局へ年金滞納金の支払いと支給手続きをした。劉さんは2018年4月に身柄を拘束されてから、同年9月までの年金滞納金を支払えば、年金が支給されると思ったが、年金のナンバーはすでに取り消され、システムでは劉さんの情報を検索ができないと告げられた。劉さんは戸籍地の社会保健局に行くようにと言われた。しかし、劉さんは南昌市青山湖社会保健局へ行った時に、2014年の年金体制改正後、職場が劉さんのため3年6カ月分の年金しか払わなかったと告げられた。年金を受給するのに、あと11年6カ月分を払い、つまり2031年になると、初めて年金を支給されると言われた。結論として、劉さんは15年をかけて合計12万元（約182万円）の金額を支払えば、毎月1000元（約1万5000円）の年金がもらえると告げられた。
劉さんは法輪功を学んでいるという理由で、職場の上司から高級講師の資格を取り消され、給料も3ランク降格され、合計7年の間刑務所で拘禁された。2018年、公職を追放され、今は年金すらももらえない。
◇湖北省黄岡市キ春県漕河県の医者・江拥軍さんが身柄を拘禁
湖北省黄岡市キ春県漕河県の医者・江拥軍さん（45）は広く知られている良い医者で、わざわざ、遠くから診察を受けに来る人までいる。
2020年4月11日午前9時ごろ、江さんはキ春県城東派出所の警官らに身柄を拘束され、診療所内も捜索されたが、何も出てこなかった。当時、診療所にはたくさんの患者がいて、1人の若い患者は警官らの暴行の様子を写真に撮ったが、携帯電話はすぐに取りあげられ、写真を削除された。江さんは午後6時まで拘禁されてその後、家に帰されたが、帰される前にいわゆる「保証書」を書くことを強いられた。派出所の警官らは保証書を書かない限り、解放しないと威迫し、江さんと長く対峙した。最後に、江さんは「法輪大法は正法です。最後まで修煉することを保証します」と書いた。これを見て派出所の警官らは大笑いし、江さんを帰らせた。
しかし、4月14日午前9時、派出所の警官らは再びやって来た。その理由は保証書が不合格だからだという。江さんは再び連行され、10時ごろ武穴市拘置所に送られた。
◇広東省深セン市教育局の元副局長が行方不明
深セン市の法輪功学習者・アレンさん（英語名）はアメリカに在住する娘の所から帰国して約2週間、2020年3月22日から連絡がつかなくなった。アレンさんは管轄区の香蜜湖派出所に身柄を拘束されたと思われる。
アレンさんは深セン市教育局の元副局長で、2年前に定年退職した。深セン市教育界の専門家でもある。娘への連絡を手助けしてほしい。
◇湖南省懐化市ゲン陵县の李典型さんが身柄を拘束、家財を押収される
ゲン陵县の法輪功学習者、水利電力局の元副局長の李典型さん（60代）は法輪功の資料を配布した際に、監視された。3月17日、ゲン陵县の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の警官らに身柄を拘束され、パソコン、プリンターなどの私物を押収され、最後に、自宅で15日間拘禁される判決を宣告された。
