中国からの投稿 二題
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 【明慧日本の2020年6月11日】

 一、ある政法委の幹部が言った話

 ある政法委の幹部は大法弟子から法輪功真相を聞きました。その後、彼は武漢に安定維持のために派遣されました。

 武漢にいる間、彼は上から下まで幹部らの無能力さと腐敗ぶりに大変驚きました。そして、政府の人命を疎かにするやり方、人を騙す手口、そして、市民の孤立無援の惨状を目の当たりにしました。残酷な現実は、彼の中国共産党(以下、中共)に対する最後の望みを打ち砕きました。一方、法輪功学習者たちが疫病の蔓延する中で、人々を救う時に起きた神の奇跡は、彼の法輪功に対する半信半疑な気持ちを一気に吹き飛ばしてくれたそうです。彼は以下の話をしてくれました。

 武漢の近くのある村では、多くの村民が新型肺炎に感染していました。しかし、町が封鎖されて村人は外に出られず、外部から救助する医療関係者も入って来られません。そのため、感染者は日に日に増加して緊急事態になり、大変な状況でどうすればいいのでしょうか?

 そこで、村長は村人を集め、一斉に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! 法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! 」と叫びました。その結果、感染者は皆回復して健康になり、その後、感染者も再び出ませんでした。村人全員はこうして無事だったそうです。

 注:以上は、明慧ネット4月30日に掲載された『ある政法委幹部の目覚め』の補足です。

 二、悪い職業を選択した警官

 法輪大法が佛家の高尚な大法であることを、中国では全土で誰にでも知られていました。しかし、1999年7.20、中国共産党の江沢民集団は1億人以上の法輪功学習者に対する迫害を発動し、それからの21年間、中国政府、公安、各地の中共の関係部門は、法輪功に対する残酷な迫害を行ない続けて来ました。

 ある日、工商銀行の前で知り合いの警官に出会いました。彼は「お久しぶり。あなたは昔とちっとも変わっていないね」と挨拶をしてくれました。そして、「妻はよくあなたのことを言っているよ。あなたはあれだけの魔難に見舞われたにもかかわらず、まったく変わっていないって。妻は何の苦労もしていないのに、もう、すっかり老婆だ」と言いました。警官の奥さんも私のことをよく知っているからです。

 「あら、私を誉めているのですか? あなた達警官は法輪功が病気治療に素晴らしい効果があることを知っているのに、学習者に対して嫌がらせや家宅捜索など、酷いことをやってきたのではありませんか? 私の家だって何度も家宅捜索を受けました」と言うと、彼は突然声を低くして、「法輪功は素晴らしいって知っている。でも、それは僕の仕事だ。僕も生活しなければならないから。あなた達はいつも通りに煉功して、真・善・忍を修めて、いい人になれば結構だ。仕方がない、それぞれの事をやるしかない」と彼は言いました。

 家に帰った後、ベッドに横になってなかなか眠れませんでした。警官との会話を振り返って考えると、面白おかしく思うと同時に、なぜか涙がこぼれました。私は慈悲心が生じ、衆生が本当に可哀そうだと思いました。

 「女性ならいい男を選ぶべき、男性ならいい職を選ぶべき」という言い方がありますが、あの警官は警察官という職業を選んだ結果、中共の為に命がけで働き、自分のやりたくない仕事をし、最後に、どんな結末が彼を待っているかが分からない、と思うととても悲しくなりました。

 実は、たとえ間違った職を選択したとしても、良識があれば、せめて積極的に邪悪に協力せず、黙っていい人になればいいのに、とも思いました。

 今生、幸運にも大法弟子になれた同修達に呼びかけたいのですが、くれぐれも警察官に真相を伝えることを疎かにしないようにしましょう。そして、まだ善念のある警官を救い済度するようにしてください。これは慈悲なる師父の願いでもあります。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/24/406763.html)
 
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