困難の前で、内に向けて探せば効果が違う
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2020年6月5日】最近、中国のハルビンでは中共ウイルスの感染が急速に拡大しているため、私はRTCプラットフォームの同修と一緒にネットを通じて、その地域の人々に大法の真相を伝えました。しかし、武漢で疫病が発生した当初と状況がかなり違いました。

 当初、中国共産党(以下、中共)が突如、武漢を封鎖すると宣言したため、恐怖と無力の中で、大部分の人は大法の真相を受け入れ三退をしてくれました。しかし、今、中共ウイルスが世界中に蔓延し、海外の感染者数、死亡者数も急増しており、一方、中共は中国国内の感染者数と死亡者数を覆い隠し、中国の疫病の感染の抑制に成功したと大々的に宣伝し、責任を海外に転嫁しました。そのため今、中国の人々は大法の真相を受け入れにくく、この頃、ハルビンに電話をかけても繋がらず、電話に出た人もあまり話を聞いてくれません。

 もちろん、これらは海外の同修が人を救う意志を少しも揺るがすことはありません。

 内に向けて探しました。「これまで、自分は三退の数字を気にし過ぎて執着心があった。今日から自分を変えてみよう」と思いました。そこで電話をした時に、私は大法の真相を伝えることに力を入れてみました。その結果、ある人を脱党させることに成功しました。私は1時間もかけて根気よく説得しました。てあて

 最初、その人は激しく反発し、大法に対する誤解はとても深いものでした。私は焦らずに大法の真相を伝えると、彼は「じゃ、あなたの大法修煉の体得を話してくれないか」と言いました。「20年前、私は体が悪く、修煉をしてから、すべての病気が治りました。新たな命を下さった法輪大法に心から感謝しました」と私は言いました。そして、「会社から、40万元(およそ604万円)の住宅手当をもらえるはずでしたが、私はそれを断りました。また、会社が間違って給料を多く支給してくれた時、私は多くもらった分を返しました。法輪大法に対する残酷な弾圧の中で、私はとても大変な思いをし、6カ月ほど、路頭に迷う生活を強いられました」などを話し、「もし、修煉をしていなければ、会社がくれた40万元の大金をもらわないと思いますか? 会社が多く支給してくれた給料を返すと思いますか? しかし、師父は私達に『失わないものは得られず』の道理を教えてくださり、不正のお金を絶対にもらってはいけないと私は思いました」と自らの体験を話しました。さらに、中共が天安門焼身自殺を自作自演して法輪大法に罪を着せられたこと、ソ連が解体したこと等も話し、最後に、「もし、私の言葉があなたに失礼なところがあれば、それは法輪大法や師父のせいにしないでください。師父は私達にいい人になるように教えてくださっています。法輪大法を誤解しないでください」と言いました。

 その後、その人の態度が180度大きく変わり、大法の真相を全部受け入れてくれ、この話にとても感動して脱党の意を表しただけではなく、しきりにお礼を言い、心から私の幸せと平安を祈ってくれました。

 この事で、私は気持ちを抑えきれず涙が出ました。電話に出た人が私を高めてくれました。以前、私はこれほど丁寧に大法の真相を伝えたことがなく、大半は三退の人数にこだわっていました。真心を持って人を救えば、相手の心を溶かすことができ、大法と大法弟子に対する誤解を打ち消すことができ、中共の虚言を打ち破ることができるのです。

 少しの体得を書き出して、疫病の発生期間に大法の真相を伝える同修たちに、少しでもお役に立てればと思いました。共に師父が求められた三つのことをしっかりと行ない、時間を切り詰めてもっと多くの人を救いましょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/16/406392.html)
 
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