4月18日以降の武漢周辺都市の見聞録
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年5月4日】(中国からの投稿)『4月18日以降の武漢周辺都市の見聞録』によると、中国共産党は18日以降もインターネットやテレビで「ウイルスを阻止した」、「良い状況だ」、「欧米より優位である」などの文言を並べて宣伝している。しかし地方政府は「ぶり返しに注意を!」と呼びかけている。具体的な対処法についても内密に展開している。これは上層部からの求めなのか? それとも感染者の増加によるものなのかは定かではない。

 (1)先日、ショッピングモールへの出入りはバーコードの読み込みを止めたばかりだが、また再度行なうようになった。各地への出入り口に置かれていた注意喚起する看板も再度掛けられている。スピーカーによる感染防止の放送も繰り返し流している。地区内以外の住民の地区への出入りはバーコードの読み込みを再度始めている。

 (2)政府は、市場で合法的に野菜の売買をしている人、あるいは違法な売買をしている人に対して取り締まりを強化している。本来なら個人売買者が集まる市場に、人がいなくなったのである。

 (3)先日、当地区内にあるバスケットボールのゴールリングは密かに取り外された! 先日までソーシャルネットワークでの宣伝を信じていた若者が、マスクを装着せずに消毒されていない環境で世間話や、バスケットボールの遊びをしていた。深夜になってファーストフード店で食べ物を買い屋外で食べていた。

 (4)多くの店が売りに出され、多くの商店には商品の入荷がない。

 (5)歯科医は封鎖が解除されてからも営業していなかった。今になって営業しようと思ってもできなくなった。そのため患者の悲痛な叫び声が聞こえてくる。地方の病院は感染を恐れて手術が行なわれていない。手術を待つ患者を手術ができる病院に搬送している。感染者「0」の奇跡を生み出すために、都市の感染者を地方に移したことで、ぶり返しの緊張を引き起こしたのか、それとも巨額な賠償を恐れているのかは定かではない。

 (6)ドラッグストアの消毒用品の価格はスーパーマーケットの2倍である。誰一人として、このことに対して文句を言わない。マスクと医薬品は依然として値上がりをしている。

 (7)沿岸一帯にある被服工場の関係者の話によると、商社に受注がなくても、マスクを作らされているという。工場には衛生管理者がおらず、消毒の能力もなく、これらの商品を誰に売るつもりだろう? どこに売るつもりだろう? と話した。

 (8)武漢はロックダウンになったために、働いていた人々は失業して地元に戻った。しかし、この人たちは地元に戻っても隔離されることもなく、自由に外出していた!

 (9)建設業者は、朝早くから工事を始める。しかし、農民工たちは体力が消耗して息切れ状態になり、マスクを装着していない。マスクを装着したとしても、あごの下まで降ろしている。

 (10)法輪功学習者は真相を伝えるのが難しい。農村に住む多くの人々がソーシャルメディアや、テレビの影響を強く受けて騙されている。大法弟子たちが、人を救い「三退」を勧めることも余計なお世話だと言い、叱責すべきだという。しかし、武漢に親戚がいる人の多くは、大法弟子たちが伝える真相をよく受け入れてくれるという。そして、学習者に「あなたたちが話したことは信じています! 武漢に住んでいる私の親戚が目にしたことは、感染者がとても多くて治療を受けることができず、収容する場所もなかったそうです。そのため生きているにも関わらず、辺鄙な場所に運ばれて大型ロードローラーで押し潰されたそうです! 「偽」「」「」を教育理念とする中国共産党の統治下で、このような事をするのは珍しいことではなく、数字にもカウントされず、真相を覆い隠して人々を強制連行しています。共産党にとって権力を守り安定を維持するために、引き続き人々を騙して、人々をコントロールすることが重要視されているそうです」と話したのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/27/404421.html)
 
関連文章