真っ赤なウソの下での少しばかりの考え
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 【明慧日本2020年3月7日】中国共産党は1958年、「大躍進」というラッパを鳴り響かせた。そして「大躍進」に呼応する人が多く出て、国民は血潮を湧き立たせて闘いぬき、日々新記録を作り、毎日日高い生産高を勝ち取ってきた。その後、大飢饉が襲来した。私たちは楽園にまで飛躍せず、飢えと寒さに迫られる中でガタガタと震えた。

 2008年、ある者が大地震の予測を持ち出したが、中国共産党はただちにデマだと打ち消した。間もなく四川省汶川県(ぶんせん-けん)の大地を鳴り響かし、繁華街はまたたく間に一面廃墟になった。6万人以上の人々が死亡し、1万人以上の人々が行方不明になった。

 昨年(2019年)の冬、武漢の医師が疫病の発生を事前に探知して警告した。その後、中国共産党の中国中央テレビは上調子でデマだと打ち消した。しかし二十数日後に、疫病が発生して蔓延し、武漢の町は封鎖された。これまでに(訳注:2020年2月)すでに数万人が感染し、数千人が病死した。

 虚言は鴆酒(訳注:ちんしゅ - 鴆 (ちん) の羽を浸してつくる毒酒)よりさらに激しい毒薬であり、虚言は刀や槍より鋭利な凶器である。誰もがみな被害者になりうるのである。真っ赤なうその下で、私たちは理性的な選択をすべきである。

 人間性の中で真心は魂であり、善良さは血と肉であり、勇敢さは背骨である。あえて誇張することを抑え、被害を予想した人々は人の命の危険を心配し、真心を込めて警告したのである。

 人間性の中の勇敢さと怯懦(きょうだおくびょうで気の弱さ)はいつも争っている。

 もし、私たちに尊重さと誠実さがなければ、虚言は暗殺者となるであろう。

 もし、私たちが正義を守らなければ、邪悪が責め立ててくる。

  残念なことには、中国では、本当の話をすることが出来ない人がどこにでもいて、本当の話を聞こうとしない人がどこにでもいて、本当の話を信じようとしない人がいくらでもいることである。

 歴史上の後周の世宗柴栄は、英明で世に抜きん出ていたが、悪疾で死亡した。その時、39歳の若さであった。なぜならば、世宗柴栄は佛法を迫害したからである。中国共産党が1999年に法輪佛法を不当に弾圧して以来、中国共産党の誹謗中傷の宣伝は大嘘であり、すべての中国人を毒害した。そして目下、多くの中国人が、幼い頃から無神論を頭に入れられ、さらに、佛法を迫害することが佛に逆らう重罪であることをまったく知らない。このことは、後に恐ろしい天罰を受けることになるだろう。

 中国共産党は捕えた者達に対し、むち打ちや電気ショック、冷凍、縛り、コテを当てる、長時間にわたり吊し上げる、強姦など100種類以上の拷問を採用した。すでに姓名が確認された4000人以上の人が迫害されて亡くなっている。しかし、法輪功学習者たちは自身が深刻な迫害を受けている状況下でも、さらに危険を冒して法輪功の真相を広め、さらに多くの人が明るい未来を手に入れられように手助けをしている。

 薬品は病気を治すことができ、医師は人を診察することができるが、法輪功の真相は多くの人々を救済することが出来る。誠実さを人々が厳守し、法輪功の真相が人々に伝えられれば、災難は去っていくであろうし、再び、暖かな春は到来するであろう。

 「私たちの精神は、私たちが受ける苦難に背いてはいけない」と言う人がいる。多くの災難の後、私たちはついに「虚言をでっち上げ、虚言を容認し、虚言を信じることは、国家の恥であり、民族の災難の源である」ということがわかったはずである。私たちはついに「九文字の真言は得がたいものであり、貴重なものであり、そうであることを信ずるとも、そうではないと信じてはいけないのだ」とわかったはずである。

 生と死の間で、愚者であるか知者であるかを判断する裁判権は天界にあり人の観念にあるのではない。

 「法大法好、真善忍好(法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい)」の九文字の真言を、あなたが心を込めて念じ続け、すぐに脱党して、平安を保つことを願うばかりである!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/20/401430.html)
 
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