迫害により植物人間にされた呉秀芳さん 死亡
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 【明慧日本2020年2月20日】遼寧省阜新市の法輪功学習者・呉秀芳さんは懲役3年の実刑判決を受け、遼寧省女子刑務所に収容された。遼寧省刑務所の残忍な迫害を受け続けた呉さんは、2018年8月19日、満期出所した時にはすでに痩せこけて、植物人間の状態になっていた。そして、2020年2月8日、呉さんは冤罪の晴れないままこの世を去った。享年64歳であった。

 呉さんは2015年8月18日、法輪功への迫害が書かれた内容の紙を街に出て貼ったため、阜新市海州区公安局の警官らに連行され、新地留置場に送り込まれた。その後、呉さんは起訴され、裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告された。そして、2016年末、遼寧省女子刑務所に収容された。

 刑務所で残忍な迫害を受けた呉さんは脳出血を発症した。情報筋によると、刑務所で迫害された呉さんはそのため言葉もしゃべれず、目も動かなくなり、極度に痩せ、胃にチューブを挿入されて流動食を与えられ、自立生活が全く出来なくなり、昼も夜も介護が必要な状態になったという。

 2018年8月19日、家族は呉さんが出所する日に、痩せこけて植物人間になった呉さんを刑務所まで迎えに行き、呉さんをすぐに市鉱総合病院に入院させた。その後、友人が病院を訪ねると「呉さんは8月30日に退院した」と告げられ、呉さんの主治医は「呉さんは意識がないものの痛みは感じている。鼻から挿入したチューブで食事を与えている状態だ」と話した。

 呉さんには一人娘がいるが、娘夫婦は仕事をしながら呉さんの介護をした。呉さんは拘禁されてから年金の支給を停止され、亡くなるまで年金は支給されなかったという。

 法輪功学習者は憲法の「公民は信仰の自由、言論の自由の権利がある」を遵守し、法輪功を学び、法輪功の資料を所持し、法輪功が迫害されている真実を人々に伝えていること、それ自体は完全に合法であり、法律の実施を破壊することは何一つ行なっていない。かえって、法輪功学習者への迫害に参与し、暴力的に法輪功への信仰に干渉し、学習者たちの合法的な権利を剥奪した当局の司法関係者らの方が、本当に法律の実施を破壊していることになる。

 中国共産党の江沢民グループが発動した「真・善・忍」を信仰している学習者たちへの迫害こそ、多くの学習者やその家族に巨大な苦痛を与えていると同時に、社会の道徳を破壊している。それにより、中国社会に計り知れないほどの損失を与え、国民に取り返しのつかない災難をもたらした。さらに、今日の中国には、「偽、悪、闘」や道徳の喪失、貪欲さ、腐敗堕落など、いろいろな所に良くないこれらの現象が現れている。返ってこれらは、中国人たちが本当の迫害の被害者になっていることを物語っている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/16/401252.html)
 
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