大連の劉艶萍さんが遼寧女子刑務所で受けた迫害
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 【明慧日本2020年2月9日】遼寧省大連市の法輪功学習者・劉艶萍さんは、2016年6月28日、2、30人の警官らに不当に家の中に侵入され、三十里堡刑務所に連行された。当日の夜、劉艶萍さんは大連留置場に拘禁され、その後に逮捕状が出されて開廷され、不当に懲役4年の判決を下された。

 2017年3月28日、劉艶萍さんは不当に遼寧省女子刑務所に拘禁され、第4監区第4小隊に拘禁された。第4管区の大隊長・張延彤は李文博(胸章No. 2105165)であった。受刑者の範瓦寧と王瑩傑、郭慧君が劉艶萍さんを監視し、劉艶萍さんに対して強制的に「転向」させるように仕向けた。さらに罪を認めるよう責めたてた。劉艶萍さんは昼間は奴隷のように仕事をさせられ、夜はトランクが押し込まれた倉庫に、無理やり押し込まれ、いわゆる「学習」することを強要された。

 刑務所の警官らが始めたのは劉艶萍さんを夜の10時まで強制的に立たせ、劉艶萍さんに対しておどしたり、誘惑したり、脅迫して怒鳴り散らした。劉艶萍さんが転向しないとみると、劉艶萍さんをずっとしゃがませた。それでも依然として転向しないので、今度は事務所でしゃがませ続けた。劉艶萍さんは「大法は素晴らしい」と言うと、刑務所の警官らは、劉艶萍さんを独房に入れなければならない、と脅かした。劉艶萍さんは依然としていわゆる「転向」を拒絶し続けた。すると、隊長の李文博は「彼女を眠らせず、トイレにも行かせるな」と受刑者に伝えた。このようにして開始から夜半の12時まで続き、次第に時間が延長された。同じ寝室の受刑者が交代で劉艶萍さんを見張り、劉艶萍さんを少しも眠らせず、さらにどなり続け、下品な言葉は聞くに堪えないものだった。

 ある日、受刑者の王瑩傑が馬少君と林燕に会い劉艶萍さんを殴り、劉艶萍さんに「転向の五書」を書くように迫った。劉艶萍さんは依然としてそれでも書かず、その後まる一晩、劉艶萍さんを眠らせなかった。昼間は受刑者の王瑩傑が見張っており、劉艶萍さんに目を閉じさせず、奴隷のように劉艶萍さんをこき働かせ、トイレに行かせず、倉庫の床でトイレをさせた。それから劉艶萍さんに自分でごくごく少ないトイレットペーパーしか与えず、それで拭かせた(当然、便が手についた)。

 2017年4月16日夜、執行官(訳注:刑の執行や釈放したり、民事被告の財産の差し押さえや競売などを行なう)を担当する受刑者である蒋芳進が倉庫に入って来て、劉艶萍さんのえりを引っ張って、「彼女の服を脱がせ、窓を開けて彼女を凍えさせろ。第4小隊の受刑者は順番に彼女を見張り、彼女を殴り、彼女をののしり、彼女が転向したいかしたくないかの問題ではなく、転向させろ!」と凶暴に言った。その夜劉艶萍さんは精神的にも酷く打ちのめされ、忍耐力は極限に達した。そして、本心とは裏腹にいわゆる「転向」させられた。その後再び、劉艶萍さんに録音させ、刑務所に持っていって検収したが、劉艶萍さんは拒絶した。再び劉艶萍さんに「学習」させ、罰として立たせ、サインと録音を強要された。「転向」の全過程は、すなわちこの上もない恥辱を受けた過程であった! 劉艶萍さんに転向を強要した間中、刑務所に監禁される時に身に着けていた下着や靴下、半袖ブラウスなどの服類はみななくなり、一つも残っていなかったという。

 法輪功学習者に対するいわゆる「転向」の全過程は、この上もなく邪悪であり、人間性のまったくない過程である。中国共産党の警官らは法輪功学習者たちに修煉を放棄させるために、法輪功学習者に対して肉体的にも精神的にも残酷な迫害を実施し、虐待し、人格を非常に侮辱するものである。多くの法輪功学習者たちがこれらの残忍な迫害で亡くなり、あるいは、身体障害者になる者も少なくない。当然のことだが、これらの残虐な迫害に加担した者は、悪の報いという破局に直面するであろう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/26/399874.html)
 
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