大連市の王素棉さん 遼寧省女子刑務所に拘禁
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 【明慧日本2019年12月26日】遼寧省大連市の法輪功学習者・王素棉さん(68)は留置場に1年6カ月間拘禁され、不当にも懲役3年の実刑判決を宣告された。そして2019年11月19日に、王さんは遼寧省女子刑務所に移送され、続けて迫害されている。

 王さんは大連市旅順開発区観海苑コミュニティの在住者である。2016年に、法輪功への迫害を止めさせるために、その内容を書き手紙を出したという理由で、拘禁された。

 2016年12月22日、王さんは法輪功への迫害を止めさせるために手紙を書いて出した時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる配達員に通報された。5分後に、地元派出所の警官らはパトカーで駆けつけ、王さんを連行した。その際に、王さんのポケットにあった手紙と法輪功の無実が書かれた資料も押収された。その後、王さんは5日間拘束され、27日に解放された。

 2018年5月24日、王さんは旅順開発区派出所を訪ねて法輪功の無実を伝え、所長に手書きの手紙を渡した。しかし、その場で身柄を拘束された。同派出所の警官は旅順国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)に電話をかけ、旅順水師営派出所の副所長と警官1人は王さんを連行し、家財を押収した。

 翌日の25日、王さんは大連市姚家留置場に移送された。拘禁されている期間中、王さんは「転向」しなかった。その後、旅順検察庁は王さんへの逮捕状を発付した。

 同年11月21日、旅順口区裁判所は王さんに対し開廷し、2019年6月21日、当裁判所に不当にも懲役3年の実刑判決を宣告された。王さんはこの判決をと不服し、中級裁判所に控訴したが、原審をそのまま維持すると宣告された。

 その後、2019年11月19日、王さんは遼寧省女子刑務所に移送され、拘禁された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/23/397373.html)
 
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