【明慧日本2019年11月30日】遼寧省清原満族自治県の法輪功学習者・馬鳳菊さんは法輪功の資料を配布したという理由で、清原県公安局国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らに身柄を拘束された。連行された当時、警官ら3人に顔や頭部を強く何度も打たれ、頭痛、心臓の痛み、血圧が上昇するなどの症状が現れてきた。現在、馬さんは撫順市留置場に拘禁され、すでに2カ月間が経ったが、身体は衰弱し、呼吸困難な状態になってしまった。
9月25日午後、清原満族自治県の学習者・馬鳳菊さん、劉運英さん(もしくは劉玉英さん)は易和団地で法輪功の資料を配布していた時に、県公安局国家安全保衛大隊の警官らに身柄を拘束された。夜、県腰駅派出所の警官らと公安局国家安全保衛大隊の警官らは馬さんと劉さんの自宅に侵入し、家財を押収した。
馬さんが取り調べられた時、腰駅派出所の所長に指紋の採取を要求されたが、自分に罪がないと主張した馬さんは協力せず、そのために10回以上もビンタを食らわされた。その直後にも再度、1人の痩せ型で長身の警官にも10回以上のビンタを食らわされた。
翌日の午前中に、馬さんと劉さんは撫順市留置場に移送され、拘禁された。馬さんは健康診断を受けた時、1人の痩せ型で背の高い警官にまたも強くビンタを食らわされた。
現在、馬さんはすでに2カ月間拘禁され、高血圧、目まい、吐き気などの症状が現れてきた。さらに、トイレに行くことが制限された。家族は馬さんの健康状況を非常に心配しているという。
馬さんは法輪功を学ぶ前に発病し、呼吸するのが難しく何もすることが出来なかった。法輪功を学んでから、病気が完治し、1人で2人の子供を育てている妹を自ら手伝った。そこで、妹は仕事が出来るようになり、養育費を稼げるようになったという。
馬さんの妹は腰駅派出所へ行き、心配して姉の状況を尋ねたが、逆に所長に脅かされた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)