【明慧日本2019年11月17日】(遼寧=明慧記者)遼寧省営口市の法輪功学習者・郭金栄は、2019年8月1日午後3時、娘の自宅で蓋州市の警官らにより連行された。現在、郭さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、営口市留置場に拘禁されている。郭さん本人はすでに判決を不服として控訴したという。
2019年8月1日午後3時頃、郭さんが娘・劉鑫さんの家で休んでいたところ、2台のパトカーに乗って来た蓋州市の警官らが、突然部屋に侵入して母親の郭さんを連行した。話によると、今回の連行は、10年前の連行事件と関連があるという。
10年前の2009年9月7日午後、郭さん、娘・劉鑫さんと70代の学習者3人が、車を運転して楊運郷で法輪功の資料を配布していた時、地元の女性に通報された。警官・袁建輝は数人を連れて楊運郷付近の道路をすべて封鎖し、3人の学習者を連行し、車を押収した。
3人の法輪功学習者は身体検査を受けた際に、皆病症が見つかったため、十数万元をゆすり取られた後、自宅に戻された。袁建輝は押収した20万人民元の価値の乗用車に「遼寧OH0348」のナンバープレートを付けて、あちこち運転していた。その後、さらに2万元をゆすり取ってから、車を学習者に返したが、その車は何度も信号無視をして罰金を科された記録がある、ということが分かった。
その後、蓋州検察庁による嫌がらせが絶えないため、郭さん親子は仕方なく家を売却して故郷を離れた。
最近、娘・劉鑫さんは派出所に行って、息子の戸籍届けの手続きをした時、電話番号や住所などの個人情報が、警官が盗聴したものと一致したため、警官らは連行しにやってきたが、劉鑫さんは妊娠中のため、連行までには至らなかった。
現在、郭さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、営口市留置場に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)