【明慧日本2019年10月9日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・牛占華さん(64歳男性)は実刑判決を受け、2019年1月21日、瀋陽市東陵刑務所に収容された。この度、牛さんが法輪功を学んでいるという理由だけで、二度目に東陵刑務所に拘禁されることになった。2019年2月22日、刑務所は牛さんに強制的に「転向」させるため、睡眠を剥奪するという残酷な手段を使って迫害した。
牛さんは瀋陽市法庫県秀水河子鎮三家子村に在住で、腰が九十度曲がっている身体障がい者で、一人暮らしをしていた。法輪功を学ぶ前、牛さんはB型肝炎、痔、関節炎、頻尿などの病気を患っていた。しかし、法輪功を学んでから、牛さんの病気が完治し、感激するあまり周りの人に「法輪功の師父が自分に第二の生命を与えてくださった」とよく話していた。
しかし、1999年7.20、中国共産党が法輪功への弾圧を開始した。しかしそれでも、牛さんは法輪功を学び続けたため、拘留され、洗脳班に送られて拘禁され、労働教養処分を受け、実刑判決を宣告されるなどの残酷な迫害を加えられた。
労働教養所で吊るしあげられる
1999年12月、牛さんは連行され拘留されて10日後、法庫県洗脳班に入れられ、115日間拘禁された。また2004年8月30日、法庫県秀水河子鎮の警官らに連行された牛さんは、警官にスタンガンで電気ショックを加えられた。その後、牛さんは瀋新教養所に送り込まれ、2年間拘禁された。労働所で牛さんは吊るし上げられたり、木の棒で筋肉を強く押さえたまま働かされたりした。その痛みで何度も意識を失うことがあった。
刑務所でたばこの火を押し付けられるなどの拷問を受ける
2008年7月23日、法庫県秀水河子鎮派出所の警官らは牛さんの家のドアをこじ開け、不当に侵入し、テレビ、DVD、現金100元(およそ1500円)、mp3、法輪功関連書籍などの私物を押収した。当時、牛さんは家にいなかったため連行は免れたが、2日後、帰宅してすぐに、法庫県公安局と秀水河子鎮派出所の警官ら十数人によって連行された。その後、牛さんは懲役4年の判決を宣告され、東陵刑務所に収容された。第五監区に拘禁された牛さんは「転向」を強いられ、身体にたばこの火を押し付けられたり、熱湯を浴びせられたり、スタンガンで電気ショックを与えられた。さらに、手のひら大の小さな椅子に長時間座らされるなどの残酷な拷問を加えられた。
二度目に刑務所に拘禁され、睡眠をとらせない酷い迫害に遭う
2018年5月13日夜12時ごろ、法庫県秀水河子鎮派出所の所長、副所長が数人の警官らを率いて、牛さんの家に不当に侵入し、寝ている牛さんと牛さんの家に来ていた周建国さんを強制連行して、家宅捜索した。警官らは牛さんの家にある法輪功関連の書籍、現金4000元(およそ6万円)を押収し、牛さんを留置場に送り込んだ。牛さんは尋問を受けるとき、警官は「お前に罪がなくても、判決を下してやる。俺らはノルマを達成しないといけないからだ」と豪語した。
2018年10月23日、牛さんは法庫県裁判所に不当に開廷され、11月に懲役3年の実刑判決を言い渡された。
そして、2019年1月21日、牛さんは東陵刑務所第七監区に収容され、2月22日、刑務所側は牛さんに対して強制的に「転向」させるために、残酷にも睡眠を奪う手段を取って寝かせなかったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)