瀋陽市の易暁琴さん 懲役4年の実刑後 再び拘禁
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 【明慧日本2019年8月11日】(遼寧省明慧記者遼寧省瀋陽市の警官らは2019年7月10日に、二十数人の法輪功学習者たちを不当に連行した。そして、遼寧省瀋陽市政法委は、これらの学習者たちに対して専門に取り扱うチームを作った。

 以前、4年間拘禁されていた瀋陽市皇姑区の法輪功学習者・易暁琴さんは、自宅で瀋陽市刑事調査局の警官ら5人に連行され、家財を押収され、今に至っても、拘禁され続けている。

 易さんは母親の張雅斌さんと一緒に、瀋陽市皇姑区の孔雀花園団地に住んでいたが、2013年12月17日に瀋陽市皇姑区公安局の警官らによって連行され、瀋陽市留置場に拘禁された。

 2014年9月16日、皇姑区裁判所は張さんに対して、懲役9カ月の実刑判決を言い渡したが、その後、刑期を終えて、張さんは解放された。

 2015年1月16日、皇姑区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡された易さんは、遼寧省女子刑務所に拘禁された。その後、2017年10月16日に易さんは解放された。

 2019年7月10日午後3時、易さんは家で瀋陽市刑事調査局の私服警官ら5人に連行され、家財を押収され、母親の張さんの身分証明書、銀行カードなども押収された。また、張さんは警官らの名前を聞いた時、私服警官のリーダーが警官の証明書を見せた。警官の証明書には「瀋陽市公安局・金南春」と書いてあった。

 易さんが連行されたあと、母の張さんは数回にわたり瀋陽市公安局に行き、易さんの解放を求めた。しかし、公安局側の返事は何もないし、「金南春」という者を探しても、その人物はどこにもいなかった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/2/390938.html)
 
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