遼寧朝陽市の40人近い学習者 不当に拘禁
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 【明慧日本2019年7月23日】(遼寧明慧記者)遼寧省朝陽市の40人近い法輪功学習者たちは遼寧省瀋陽女子刑務所に不当に拘禁され、そのうちの数人が残忍な迫害にって病気にかかった。学習者・李翠華さんは酷い迫害により重病にかかったあと、「一時出所」という形で家族のもとに引き渡されたが、2019年5月28日に冤罪を晴らせないまま、この世を去った。享年64歳であった。

 一、李翠華さん 瀋陽女子刑務所の残虐な迫害で死亡

 2009年11月7日、李さんは朝陽市公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の趙立極と光明警察大隊の李広文らにより連行された。のちに、李さんは懲役11年の実刑判決を言い渡され、瀋陽女子刑務所に拘禁された。2014年11月に李さんは残虐な迫害により重度の昏睡状態に陥り、刑務所側に「一時出所」という形で家族に引き渡された。帰宅後も李さんはずっと生活が自立できないまま、5年間苦しみをなめ尽くし、冤罪を晴らせないままこの世を去った。


李翠華さんが亡くなる前の様子

 二、謝宝鳳さん 迫害により危篤状態に

 2017年に謝宝鳳さんは朝陽市朝陽県裁判所に懲役5年の実刑判決を言い渡され、12月5日に瀋陽女子刑務所で拘禁された。もともと健康な謝さんであったが、迫害により2018年に病状が現れ、治療さえも受けられずますます悪化し、食べ物を食べたら嘔吐する状態にまでなった。家族が謝さんを解放するよう刑務所側に求めたが、刑務所側は謝さんが転向しないことを理由に、解放要求を拒否した。5月に入るとますます謝さんの病状が悪化し、瀋陽739病院に送られた。


迫害を受ける前の謝宝鳳さん

 三、李俊国さん 残酷な迫害で危篤に

 朝陽市の法輪功学習者の李俊国さんは、法輪功を弾圧した元凶の江沢民を告訴したため、2015年11月9日に連行された。のちに、当局の裁判所に懲役11年の実刑判決を言い渡され、瀋陽女子刑務所に拘禁された。2018年初めごろ、李さんは大量に出血するという病状が起き、1回目の手術を受けた。さらに、2018年7月に遼寧省腫瘤病院で2回目の手術を受けた。2回の手術費用が9万元近くになり、費用は全て李さんの家族が負担した。現在、李さんは化学療法で命を維持している状態にもかかわらず、いまだに第4監区で拘禁され続けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/3/389508.html)
 
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