9年の冤罪を経た79歳の趙玉蘭さん 再び連行
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 【明慧日本2019年11月13日】遼寧省撫順市の法輪功学習者・趙玉蘭さん(79)は、2019年10月26日に外で人々に真相を伝えていた際、現地の警官らにより不当に連行され、撫順市南溝留置場に収容された。趙さんは法輪功を修煉していただけで、2回にわたり合わせて懲役9年の実刑判決を下されたことがある。

 趙さんは撫順鉱山局十一工場を定年退職した元従業員で、東洲区平山街に住んでいた。法輪功を修煉していたため、2003年6月に懲役5年の実刑判決を下された。当時、裁判の開廷されることや、裁決などについての情報を家族は一切受けておらず、趙さん本人による弁護や控訴も一切禁止され、始めから終わりまで、すべてが違法な裁判であった。

 2012年7月26日、趙さんはまたもや懲役4年6カ月の実刑判決を下された。家族は同様に裁判所からの通知を受け取っていなかった。趙さんの唯一の一人息子はプレッシャーを強く感じて、心身ともに次第に限界になり、倒れて重病に陥り、ますます悪化して、治ることなく2016年にこの世を去った。

 2016年9月、趙さんは刑期を満了して刑務所から解放された。元の家は息子の病気を治療するために売却されたため、趙さんは帰る家がなくなり、賃貸でアパートに入居するしかなかった。しかし、2017年11月から、趙さんの年金は支給されなくなった。理由は刑務所で服役期間中に受領した4年6カ月の年金を、当局に返済しなければならないからだという。そして、返済が済んだ後、また支給されるという。

 2019年4月18日の夜11時頃、趙さんともう1人の学習者・カ乃芝さんが家を出たところ、待ち伏せていた警官らにより連行された。9日後、カさんに逮捕状が出されたが、趙さんは身体に病状が現れたため解放された。

 しかし、わずか6カ月後の10月26日、趙さんは再度連行され、いまだに留置場に収容され続けている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/10/395649.html)
 
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