刑務所で虐待を受ける徐貴賢さんを心配する家族
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 【明慧日本2019年11月21日】遼寧省錦州市の法輪功学習者・徐貴賢さんは2019年4月、遼寧省女子刑務所に収容された。刑務所で徐さんは残酷な迫害を受け、心身の健康に損害を与えられ、つらい日々を過ごしている。そのため、家族は徐さんのことを非常に心配している。

 刑務所の警官は徐さんに法輪功を放棄させるため、残酷な手段を使った。例えば徐さんは真冬に、室外に追い出されて着ている服の中に冷たい水をぶっかけられたり、睡眠をはく奪されたり、鉄のベッドに敷布団も敷かずに、冷たい水をかけた掛布団の中にす巻きにされるなどの酷い迫害を受け、徐さんは危篤状態に陥り、病院に運ばれて救急手当を受けた。

 2015年5月1日、当局の最高裁判所は「告訴があれば必ず受理し、立案して調査しなければならない」という政策を打ち出した。それに従い、徐さんは最高検察庁に法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴したが、地元の警官に騒がれた。

 2018年7月19日夕方6時過ぎ、錦州市凌河区鉄新派出所の警官らは徐さんの自宅で徐さんを連行し、同市の女子留置場に拘束した。家族は派出所に行きって徐さんの解放を求めたが、警官に「人を捕まえるのが仕事だ。他のことは俺たちと関係ない」と言われた。

 留置場で徐さんは迫害を加えられている他の法輪功学習者たちのことを見て、加害者の警官らに「ここから出たら、あなたらの行為を暴露する」と言った。しかし、この一言で徐さんは留置場の独房に入れられた。

 2019年3月の初め、錦州市凌河区裁判所は徐さんの家族に何も通知せず、徐さんに懲役4年の実刑判決を言い渡した。

 そして、徐さんは2019年4月、遼寧省女子刑務所に収容され、第五監区6分隊に拘禁された。刑務所で徐さんは24時間睡眠を許されず、目を閉じると監視役の受刑者に手で強制的に瞼を開けられ、トイレに行くことも許されなかった。徐さんはトイレにいけないことで、出されたご飯をあまり食べないようにするしかなかった。

中共酷刑示意图:浇凉水
拷問のイメージ絵:服の中に冷たい水をぶっかけられる

 4月の東北地方はまだまだ寒い日が続く中で、徐さんは服を脱がされて囚人服だけのままで、監視カメラに映らないところで、冷たい洗面器の中に立たされて冷たい水を浴びせかけられ、濡れたままの囚人服の上に綿の服を着せられた。6日連続でこのような残忍な迫害をされた徐さんは昏迷状態に陥り、病院に搬送された。病院で医者は原因も聞かず、ただこのような状態が続けば生命の危機があると言った。

 警官は病院から徐さんを刑務所に連れ戻し、水をかけたシーツの上に囚人服をきたまま寝かせ、そのまま上にシーツをかけた。その上、警官の指示を受けた受刑者らに罵られたり、殴られたりして虐待された徐さんは、毎日耐えられないほどの苦痛を受けた。

 徐さんは刑務所に収容された時、日常品は何も持っていなかった。しかし、監区の隊長は皆の前で「食べ物でも日常品でも、誰も徐貴賢に買わせるな」と言った。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/8/395577.html)
 
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