湖北紅安県の劉友香さん 王友娥さん 連行され迫害
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 【明慧日本2019年10月31日】湖北省黄岡市紅安県の法輪功学習者・劉友香さん(60代女性)、王友娥さん(55歳女性)、呉麗恒さん(60代女性)、馬玉梅さん(50代女性)の4人は、2019年9月19日午後、学習者・李長栄(78歳男性)の家で法を習っていた。午後4時頃、北門崗コミュニティの女性職員2人が李さんの家を訪問し、生活状態を調べに来た。その時、李さんが法を習っているのを見て、職員は「あなたはまだこの事をやっているんですか?」と聞いた。李さんは女性職員らに法輪功迫害の真相を伝えたが、2人は聞かずに帰って行った。

 30分後、7、8人の警官らがいきなり李さんの家に押し入り、他にも中庭に3人、玄関の外にも数人の警官らがいた。警官らは12冊の大法の書籍を押収し、学習者5人を城関鎮派出所に連行した。学習者は警官にひたすら法輪功の真相を伝え、不当な事情聴取を拒否した。その後、学習者たちは病院に連れて行かれ、身体検査を受けさせられた。

 当日の夜7時頃、李さんは家に帰された。他の4人の学習者はその晩のうちに、紅安県火連畈留置所に移送されたが、馬さんは健康状態が悪化したため、夜中の12時頃に留置所から出て、家に帰された。その際に、馬さんの体には2カ所ほど酷く痛めつけられた傷跡があり、重傷を負っていた。

 王さんの家族が衣服を留置所に届けに行った時、学習者たち3人が囚人服を着用していない状態で、炎天下で走らされたり、立たされたり、さらに、スタンガンで電気ショックを加えられていたことを知った。そして、家族は王さんの顔面に傷やアザがいっぱい出来ており、体には電気ショックを受けた傷跡が、あちこちにあるのを見たと言う。

 呉さんの家族の話によると、23日に呉さんは炎天下に立たされて、血圧が上がって気を失って倒れ、紅安県立病院に運ばれたという。県立病院は省立病院に転院するようと提案したが、呉さん本人も家族も同意せず、直ちに退院することを求め、それと同時に、治療費用の支払いを拒否した。

 今の警官は30代で体格の大きい若者がほとんどである。警官らは道理も分からず、何も信じず、人を強制的に服従させ、服従しなければすぐに暴力を振るうような者ばかりである。

 「十一国慶節」の後、紅安県の学習者・蔡清波さんが連行される事件があった。そして、その20日ほど前に、学習者・武素華さんはバスの中で法輪功迫害の真相を伝えていた時に、監視カメラに撮られ、運転手に通報された。その後、警官らが武さんを自宅で連行し、火連畈留置所で7日間拘束したという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/16/394637.html)
 
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