【明慧日本2019年9月23日】(北京=明慧記者)北京市大興区の法輪功学習者・馬秀英さん(82)は2019年4月18日、懲役1年の実刑判決を宣告され、罰金2000元の支払いを命じられた。判決文が下達された当日、馬さんは留置場まで連行されたが、体調不良のため留置場に入所を拒否され、家に戻されて「通知を待ちなさい」と言われた。
2013年12月30日、馬さんは法輪功の資料を配布したという理由で、北京市公安局・房山支局の警官により連行され、10時間拘束された。
2015年9月25日、馬さんは法輪功の資料を配布した時、法輪功に誤解を持つ(法輪功を理解しない)申蒙と王凱の2人に通報されて連行された。その後、保証人を立てて審問を待つという条件付きで、馬さんは帰宅した。
2016年3月31日、大興区林校派出所の警官2人が、馬さんを派出所までだまして誘い出した後、大興留置場に拘束した。同年4月30日、馬さんは保証人を立てて仮保釈された。
2017年6月7日、大興公安局の警官は、北京駅でT47列車が発車する直前に、また馬さんを連行し身柄を拘束した。同年7月14日、馬さんは保証人を立てて審問を待つという条件付きで、帰宅した。
2018年11月5日、大興区裁判所は馬さんに対して開廷し、すぐには結論を出さなかったが、2019年4月18日、懲役1年の実刑判決を宣告し、罰金2000元の支払いを命じた。当日、馬さんは病院に連れて行かれたが、検査で肺結核などと診断されたため、大興留置場は入所を拒否した。自宅に戻された馬さんは、引き続き監視されていた。
2019年8月、馬さんは警官に病院まで連行され、身体検査を受けた後、北京天堂河女子刑務所に拘禁された。
情報筋によると、北京市大興留置場は、最近、陸秀玲さんを含む多くの高齢の法輪功学習者を拘禁しているという。2017年12月末、陸さんは街で、法輪功への迫害の真相を人々に伝えた時連行され、懲役1年の実刑判決を言い渡された。2019年8月、陸さんは再度連行され、拘禁された。