広東茂名市の林麗珍さん一家3人に 不当判決
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 【明慧日本2019年8月26日】広東省茂名市電白県の法輪功学習者・林麗珍さん、妹の林燕梅さん、息子の呉朝棋さんの3人は今年8月13日午前9時30分、身柄を拘禁され、茂名市第一留置場で茂名市茂南区裁判所の裁判官に、裁判結果を宣告された。林麗珍さんには懲役5年の実刑判決と罰金1万元が、林燕梅さんには懲役4年6カ月の実刑判決と罰金8千元が、呉朝棋さんには懲役5年の実刑判決と罰金1万元がそれぞれ科された。

 裁判の結果を聞いた全員がみな驚愕した。あまりのショックを受けた弁護士は裁判官に「間違えていないでしょうか。そんな重刑を科されるとは信じられない。同市のほかの法輪功学習者の3人の案件を担当したことがありますが、重くとも懲役2年でした。この件はあまりにも重刑ではないでしょうか」と疑問を呈して抗議した。裁判官と検察官は致し方ない表情で、「控訴しても良い」と答えた。

 この前の8月11日、弁護士は裁判所から「8月13日に、茂名市第一留置所の法廷で呉朝棋一家の3人に対して、裁判の結果を宣告する」という知らせを受けた。13日朝早く、弁護士と呉さんの親族らは留置所に駆けつけ、宣告を受け取りに行った。しかし、同行した林さん姉妹の86歳の高齢の父は留置場に入れず、娘たちとの面会を禁止された。 

 上述の3人が連行された時に、電白県610弁公室の主任・陳昌興およびび国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官・陸尚輝は、「やっとお前らを捕まえたのだから、今度は奨励金をもらえるはずだ」と公然と暴言を吐いた。林さん一家3人を連行し、そして重刑を求めたのは、上述の国家幹部の人員2人で、至福を肥やす目的のために、そして多額の奨励金をもらうために、罪のない善良な法輪功学習者たちを誹謗中傷し、でっち上げられた「重大案件」として良い人達を罪に陥れるものであった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/19/391641.html)
 
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