貴州六盤水市の王連軍さん 10年前に迫害死
■ 印刷版
 

 【明慧日本2019年7月27日】貴州省六盤水市の法輪功学習者・王連軍さんは1999年7.20以降、中国共産党の拷問を受けて下半身障害になり、2002年に懲役3年の実刑判決を言い渡された。2005年に解放された時、王さんは骨と皮ばかりに痩せこけ、両目が失明し、舌足らずになり、寝たきりになったにもかかわらず、引き続き自宅で監視された。このような理不尽な迫害を長年にわたり受け続け句、2009年1月12日に死亡し、すでに10年が経った。

 王さんは1954年生まれ、 貴州銅梓県ミャオ族の男性で、男の子1人と女の子2人の子供を育てていた。

 王さんは1997年に法輪功の修煉を始めた。2002年4月、帰省した時に法輪功についての資料を配布しただけで不当に連行され、六盤水市第一留置場に収容された。そこで王さんは酷く殴打され、座骨神経痛や首、椎骨などに重症を負い、立ち上がれなくなった。障害者になった王さんは釈放されるべきだったが、当局は逆に王さんに懲役3年の実刑判決を下し、刑務所に収監して引き続き身柄を拘禁した。刑務所にいた3年間、王さんは殆ど刑務所の医院で過ごしていた。医院で王さんは転向、洗脳教育を毎日強要されていた。

 2005年4月、王さんは刑期満了で解放された時、痩せこけて骨と皮ばかりになり、身長が180センチあるとはいえ体重は50キロもなかった。首に縄で絞められた跡が残っており、穴が2個があり、耳が遠くなり、両目は失明し、大小便の失禁、寝たきり、舌足らず、しかも声が小さすぎて殆ど聞こえない状態だった。

 そんな悲惨な状況下で、六盤水市の610弁公室の人員らは王さんを自宅に軟禁する一連の措置をとった。家の門の前の庭の塀はもともと半開放式だったが、当局により全封鎖式に改造され、しかも塀を高くし、警戒を強めた。また、当局は最低の生活を保証し補助金を支払うという約束で王さんの妻の父、妻の弟を買収し、王さんを監視させ、いかなる人も王さんに接触することを禁止した。もし学習者の誰かが訪れたら、すぐに当局に報告するよう強要され、病院に行くことも、治療をすることも禁止された。

 3年間軟禁された王さんは 2009年1月12日に死亡した

 王さんの妻は夫の世話をする一方、子供3人を育て、子供が学校に行けるようにしなければならず一家の重圧を背負わされた。それにも関わらず、当局の人員らは時々嫌がらせをしに来たり、村の幹部らに恐喝されたり、親戚から敬遠されて、王さのん妻は経済的、精神的なプレシャーで限界になり、2011年に他界した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/19/390166.html)
 
関連文章