【明慧日本2019年7月14日】黒竜江省巴彦県の70代の法輪功学習者・張洪珠さん、武桂芝さん、範淑芬さんの3人は2018年7月19日、依蘭裁判所で裁判が行われたが、現在、裁判の結果が出た。張さんは懲役9年、武さんは懲役8年、範さんは懲役7年の実刑判決を宣告され、3人はともに刑務所に収監されたという。
張洪珠さん(72歳男性)は、漢方病院に勤務後、定年退職している。2017年10月8日、張さんは社会保険局から「指紋登録をするために来てください」という電話を何回か受けた。以前、すでに指紋登録を済ませた張さんは「もしかしたら前の登録はだめだったのか、改めて登録する必要があるのか?」と思って息子に車で社会保険局まで送ってもらった。しかし、そこに着くと、すでに警官らが待ち伏せしているのを目にした。張さんは「警官らに騙された」とすぐに分かった。警官らは高齢の張さんに住所を聞くと、張さんから家の鍵を奪って家宅捜索をし、張さんの衣類などの生活必需品を押収した。張さんは巴彦県留置場に入れられた。2017年10月24日、警官らはまたもや張さん宅に駆けつけ、再度、家宅捜索を行い、新唐人テレビなどの国外のテレビ番組を受信する衛星アンテナを取り外した。
武桂芝さん(73歳女性)は、2017年9月28日に家に押し入ってきた警官により連行された。当時、武さん宅に訪れていた範淑芬さん(70歳女性)も一緒に連行され、2人は共にハルビン第一留置場に収容された。
そのほか、同県の高福治さんは2017年11月9日に連行され、県留置場に入れられた。2018年11月5日、高さんは懲役3年の実刑判決を言い渡されて、罰金1万5千元を科され、双鴨山刑務所に拘禁された。
張さんは呼蘭刑務所に、武さんと範さんの2人は黒竜江省女子刑務所に拘禁された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)