敏感日が近づき 母は収監中の娘と面会できず
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 【明慧日本2019年9月26日】石家荘女子刑務所は9月6日を今年の親族との面会日にしており、刑務所に拘禁されている人たちはこの日に家族との面会ができるはずであった。法輪功学習者・王玉玲さんは1年以上家族との面会ができていない。この日、1年以上待っていた王さんの80代の高齢の母は数百キロ離れた遠方からやってきて、王さんと面会しようとしたが、理由は中国共産党の国慶節である建国記念日が迫っているからと刑務所側に断わられた。10月1日の建国記念日は敏感日になっている。

 王さんは河北省泊頭市の住民で、元煙草販売会社で働いていた。王さんは小さい頃から身体が弱かったが、法輪功を修煉した後、健康になった。王さんは善良かつ親切で、仕事も真面目にしており、「親切なお姉さん」と同僚らに称賛されていた。

 2018年5月17日午後、王さんは泊頭市郝村鎮の村で法輪功についての真相を人に伝えていた時に、郝村鎮役場の副鎮長が指示した現地の派出所の警官らにより連行された。

 同年11月14日に王さんの公判が開廷された時、王さんの弁護士2人は公訴人の主張を論破し、公訴人は返す言葉がなかった。それにもかかわらず、同年11月下旬、王さんは懲役2年の実刑判決を言い渡され、石家荘女子刑務所に収監された。

 法輪功学習者は真・善・忍に従ってより良い人になることを目指しており、社会にも国家にも良いことである。学習者は弾圧されるべきではなく、逆に褒賞されるべきである。しかし、中国共産党は人気のある法輪功を容認できない。

 80代の高齢者が1年以上待ち、往復400キロの旅をして、娘に会うために刑務所に行ったが面会できなかった。中国共産党はこのように人の基本的な人権を勝手に剥奪している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/23/393689.html)
 
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