蘭立華さん 迫害され危篤状態でも なお拘禁
【明慧日本2019年11月9日】(遼寧省=明慧記者)2018年末ごろ、遼寧省瀋陽市蘇家屯区の法輪功学習者・蘭立華さんは、懲役3年10カ月の実刑判決を言い渡され、遼寧省女子刑務所に拘禁された。同刑務所は「看病するなら自費が必要だ、保釈の可能性は不明だ」と言ったという。
2018年11月6日、蘭さんは野菜を販売する年配者に「明慧卓上カレンダー」を配ったという理由だけで、蘇家屯区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、罪に陥れられた。その後、不当に懲役3年10カ月の実刑判決を宣告された。瀋陽市第一拘置所に拘禁されていた間に、拘置所で煉功したという理由だけで、酷刑の「上大挂」という残酷な拷問を受けた。ひどい迫害を受けて乳腺癌を患ったが、拘置所側から解放されず、強制的に手術を受けさせられた。蘭さんと家族は帰宅して治療することを要求したが、拘置所側に拒否された。
2019年9月26日、蘭立華さんが瀋陽市拘置所で迫害されて乳腺癌を患っているにもかかわらず、遼寧省女子刑務所に移送され拘禁された。身体が非常に衰弱し、さらに「B型肝炎」までうつされて看病できず、刑務所側に受け入れを拒否された。最近、刑務所側から家族に連絡があり、「保釈の可能性の有無は分からないが、こちらで看病するなら費用が必要である。どうするかは、家族で決めてもらう」と言ってきた。
蘭立華さんは入所した当時は健康であったが、残酷な迫害を受け続けて、今は危篤状態にされてしまった。刑務所側に解放してもらえないし、看病するには自費が必要であると要求された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)