大連市の王麗果さんら学習者9人が女子刑務所に拘禁
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 【明慧日本2019年6月8日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省大連市金州区石河鎮の法輪功学習者・王麗果(女性)さんと孫宝英(女性)さんの2人は不当に懲役4年の実刑判決を下され、2019年5月21日、遼寧省女子刑務所に移送され、酷く迫害されている。

 王麗果さん、孫宝英さんの2人は共に不当に懲役4年の実刑判決を宣告された。また、一緒に連行された他の学習者たちはそれぞれ懲役3年~4年の実刑判決を宣告された。

 2018年3月18日夜、法輪功学習者王麗果さん、孫宝英さん、谷秀華さん、張三曼さん、譚春荣さん、周興さん、劉井龍さん、李天学さん、劉希永さんたち9人が大連市瓦房店市炮台鎮袁屯村に行って、「共産主義の最終目的」の本を配布する際に、炮台鎮派出所の警官らに連行された。谷秀華さんは派出所の廊下で一晩中立たされて、次の日に三十里堡派出所に移送され、警官に脅迫され、侮辱されながら自供を迫られた。

 王麗果さん、孫宝英さん、谷秀華さん、譚春荣さんの4人は、大連拘置所に移送され拘束された。張三曼さんは大連拘置所に移送されが、身体検査で不合格のため拘置所側が受け入れを拒否した。次の日、張三曼さんは再び炮台鎮派出所の警官らに強制的に大連拘置所に移送され拘束された。周興さん、劉井龍さん、李天学さんの3人は金州拘置所に移送され拘束された。78歳の劉希永さんは身体検査で不合格のため、拘置所側が受け入れを拒否し、当日釈放され帰宅した。しかし4月9日、劉希永さんは再び連行され、本溪拘置所に移送され拘束された。

 2018年9月25日14時30分、劉希永さんを除いて、8人の法輪功学習者たちが大連市金州区裁判所に不当に開廷された。弁護士が法律に基づいて法輪功学習者たちは「無罪」であり、起訴者が刑法300条を利用して学習者たちを陥れることは非法であり、学習者たちは法律の実施を破壊したことは全くないと主張した。さらに、法輪功は無罪であり、谷秀華さんも無罪だと主張した。

 王麗果さん、孫宝英さん、谷秀華さん、周興さんは不当に懲役4年の実刑、張三曼さん、譚春荣さんには不当にも懲役3年8カ月の実刑、劉井龍さんには不当にも懲役3年3カ月の実刑、李天学さんには不当にも懲役3年2カ月の実刑判決がそれぞれに宣告された。

 2019年4月23日、谷秀華さん、張三曼さん、譚春荣さんは遼寧省女子刑務所に移送され、4月30日、周興さん、李天学さん、劉井龍さんは遼南新入監犯刑務所に移送され、王麗果さん、孫宝英さんは遼寧省女子刑務所にそれぞれが移送された。現時点で、2018年3月18日大連市金州区石河鎮で連行された9人の法輪功学習者たちの全員が各々の刑務所に収容された。また、劉希永さんが拘禁されている刑務所は不明である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/2/388175.html)
 
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