正月に豪州から帰国した尹森さん 大連留置場に拘禁
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 【明慧日本2019年4月30日】遼寧省大連市出身の法輪功学習者・尹森さん(65歳)は3年前に故郷から離れ、オーストラリアにやって来た。2019年2月4日(旧正月の大晦日の日)、尹さんは親族を訪問するために一時帰国した。本来なら、一家団欒の餃子を食べられたらと期待していた尹さんは、深セン税関で不当に拘留された。その後、大連市の警官らよって地元に移送され、拘禁された。現在、尹さんに対する逮捕状が交付された。

 以前、尹森さんは遼寧省大連市錦繍区に在住していた。法輪大法の修煉を堅持し、真・善・忍を信奉していたために、中国共産党が法輪功に対する20年にわたる迫害の中で、何度もひどい迫害を受けた。2004年12月、尹さんは法輪功の真相を伝えるため、中国共産党政府の嘘の宣伝を信じる人に通報され、警官らによる家宅捜索を受けた。

 2011年2月25日、尹さんは自分の車に「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」のシールが貼ってあることを人に通報され、不当に15日間拘束された。その間、尹さんは連続して60時間もベッドに縛られ、さらに1500元をゆすり取られて、やっと釈放された。

 2015年12月3日、尹さんは大連市高新園区で大連市国内安全保衛部門(法輪迫害の実行機関)支隊の焦健などの人員らによって連行され、その後、健康上の悪化を理由に保釈された。

 2016年2月24日、大連市砂河口区裁判所は尹さんに対して不当に開廷をした。法廷で尹さんは自ら無罪を強く主張した。その結果、証拠不十分と判断され、法廷は休廷せざるを得なくなった。2016年3月7日、尹さんは法律に基づいて、法輪功に対する残酷な迫害を発動した江沢民を告訴したため、再び家宅捜索を受け、5日間拘束された。

 警官らからの度重なる妨害とひどい迫害により、尹さんの夫と息子は精神的に大きなプレッシャーを受け、言葉にならないほどの苦しみを嘗めた。

 家族への圧力を軽減するため、2016年3月22日、尹さんはやむを得ず故郷を離れ、オーストラリアにやって来た。その年、オーストラリア政府から人道的保護を受けた。

 家族のことを気にかけていた尹さんは、2019年2月4日に一時、帰国することにした。本来、大晦日の夜、夫と息子に美味しい料理を作ってあげたいと思っていた。しかし、尹さんが深センの税関についた途端に、不当に拘束され、深セン留置場で10日間拘留された後、2月14日に、大連の警官らによって大連留置場に移送された。

 現在、尹さんは大連の警官らによって逮捕され、大連姚家留置場に拘禁されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/8/384862.html)
 
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